本日は習志野市にて瓦屋根の点検にお伺いして参りました。
ある日突然、ご自宅のインターフォンが鳴り、
出てみますと飛び込みのリフォームの営業さんが
「屋根を修理しないとまずいですよ」
この手の飛び込み営業のセールスマンをを目にされた方もいらっしゃるかと
思います。お客様の立場としてはご不安になりますよね。
もちろん屋根部の状態が悪ければ修理が必要ですが、突然の訪問と危険訴求
は怪しくも思いますよね。
今回のお客様も屋根修理の業者の営業の方から瓦がずれているので交換や修理が
必要だと危険訴求を受け
ご不安になったところお問い合わせ頂きました。
早速点検に入ります。
この下屋の棟瓦が危ないとの業者の方の見解でしたが、
異常は見当たりませんでした。
ズレも無く、正常な状態です。
2Fの大屋根部も点検致しましたが修理が早急に必要な損傷は見当たりませんでした。
経年による、漆喰の傷みが数か所見受けられましたが、瓦屋根の機能を大きく損なう
状態ではありませんでした。
お客様のお話ですと前回、7~8年程前に漆喰工事をされたとの事でした。
漆喰の役割としては防水がおもな役割で、
瓦のズレ止め、積土の保護などをしています。
漆喰の傷みの進行具合は施工の状態、沿岸など地域的な要因もありますが、
目安としては傷みが出てきたら施工時期の目安となります。
今回の現場はそろそろ漆喰のメンテナンス時期を迎えていると考察出来ました。
その他、瓦だけでなく雨樋や破風、軒天も点検して参りましたが
問題無さそうですね。
お客様のご希望もお伺いしまして、取り急ぎ工事が必要でもない状態でしたので
現状をご報告させて頂き、今後のメンテナンスをご紹介させて頂き点検終了とさせて頂きました。
お客様も安心されたご様子でしたので良かったです。
今回のお客様に限らず、屋根部に登らず、屋根部の点検を入念に行わず異常を訴える
業者が多いのも事実です。
あからさまに破損が遠目で確認出来る場合もありますが、
基本、現場を調査し、お客様に現状を把握して頂き、正確な情報から工事提案をさせて
頂くのが望ましいと思います。
飛び込みの業者さん全てが悪い訳でもなく、腕の良いきちんとした業者さんも
いらっしゃいます。
お客様がご納得出来、安心してお任せできる業者さんをお選び頂く事を
推奨致します。
もしご不安なことがございましたら当社スタッフまでお声お掛け下さいませ。