本日お伺いしたのは、柏市にお住まいのH様です。

 

H様のご希望のお見積もり内容は、先日の台風で外れてしまった雨樋の修復工事でした。

 

お伺いして奥様よりお聞きした被害の状況は、１階北側の屋根の上の排水用の雨樋が台風時の

強風で裏のお宅まで飛んでしまったとの事でした。

幸い飛んだ雨樋は多少の欠けだけで、取り付ける事が出来たので取り付けを本日行いました。



飛んでしまった原因の一つに屋根の軒先部分で雨樋を固定する銅線が切れてしまっていました。

雨樋の固定だけでなく、先端の固定もしっかりと行いました。

 

しかし今回の問題は銅線や飛んでしまった雨樋ではなく、建物を建てた際に取り付けてある雨樋に

問題がありました。

 

まずは問題の箇所をご覧下さい。




しっかりと止まっているように見えますが、実は屋根の勾配と雨樋の角度があっていませんでしたので、

２階から縦に落ちてくる雨樋と１階の屋根の上にある雨樋がしっかりと固定されていませんでした。

 

今回は取り急ぎ接着剤で固定しましたが、次回は部分的に交換工事を行うことをご提案致しました。

 

被害の調査や修理にお伺いしていると、この様になかなか見つからない不具合も発見する事があります。

建物に合ったベストな工事こそがお住まいの長期的な性能維持につながります。