昨年の台風により雨樋が破損

　今回は千葉市稲毛区稲丘町にお住いのお客様よりお問い合わせを頂きました。お問い合わせの内容としましては「昨年の台風15号（令和元年房総半島台風）により雨樋が破損してしまったので調査及び修理をお願いしたい」とのご相談でした。実際にお客様のご自宅にお伺いし調査を行っていきます。

飛散物により雨樋が破損してしまいました

　調査を行ったところ雨樋を固定している金具が曲がり、雨樋が割れてしまっていました。雨樋や取り付け金具に目立った劣化もなく、雨樋を固定している金具が曲がってしまっていました。台風の強風で飛ばされてきた何かが当たったことにより破損してしまったのだと思われます。

　

雨樋の交換工事をご提案

　お客様に調査内容をご説明し、雨樋交換工事をご提案しました。私達、街の屋根やさんはお住まいの調査にはできるだけ、立ち会っていただくようにお願いしております。お客様にお客様のお家の現在の状態をできるだけ詳しくご理解いただきたいからです。雨樋は大きく分けると2つに分かれ、横樋と竪樋から構成されています。屋根の軒先部分に位置する水平方向の雨樋が横樋。外壁に沿う形で取り付けられている垂直方向の雨樋が竪樋となります。

　今回破損してしまったのは横樋になりますのでそちらを交換する工事を行います。

　

　雨樋が劣化してしまうと台風などで破損してしまう可能性が高くなります。雨樋は屋根にのぼらなくても下から見上げることで確認することができます。雨樋自体の色が色褪せてしまっていたり、雨樋を固定している取り付け金具が劣化し錆などが発生している場合はメンテナンスを行うことをお勧めします。