2026.02.13
屋根の点検やリフォームの際に「破風が傷んでいます」と言われても、どの部分を指しているのか分からない方も多いのではないでしょうか。破風は普段あまり意識されない部位ですが、実はお住まいを守る大切な役割を持っています。ここでは、破風の基礎知識と修理のポイントを解説します(^▽^)/ 破…

大網白里市細草にて台風で剥がれた軒天に不燃材ケイカル板で張替え工事して復旧しました。
お客様より「台風で屋根の裏側にある軒天材が剥がれ、大きく欠損してしまった」とのご相談頂いた事が工事のきっかけです。
軒天は普段あまり意識されにくい部分ですが、破損すると小動物の侵入や雨風の吹き込みにつながり、住まい全体の傷みを早めることがあります。
今回は既存部を活かしつつ、欠損部は下地から整えて安全性を高める方針とし、見た目と耐久性の両立を意識して進めました。
街の屋根やさんでは、屋根を中心に外装全体の「リフォーム・修理」に対応しているため、こうした付帯部のトラブルも現地で状況に合わせてご提案しています。





軒天が面として綺麗に納まらず、継ぎ目のラインに微妙な波打ちが出ている状態でした。
表面の色ムラや汚れもあり、長年の風雨や湿気の影響で下地の保持力が落ちています。
軒天は外壁や屋根を直接守る部位ではないものの、剥がれが進むと落下のリスクが出るため、まずは「どこまで健全部が残っているか」を見極める必要があります。
建物の角付近では、軒天が抜けて内部の木部が見えていました。
雨樋(あまどい)の近くは風の巻き込みを受けやすく、台風時に負荷が集中しやすい箇所です。
欠損があると、そこから鳥が入り込んだり、落ち葉が溜まって湿気がこもったりと二次被害のきっかけになります。
補修では、見える部分だけを塞ぐのではなく、納まりが効くように下地を整えた上で材料を固定することがポイントになります。
別の範囲では、軒天材が大きく裂け、細長く垂れ下がった破片がまとまって残っていました。
換気口や配線がある外壁面に近い位置でもあり、開口が大きいほど日常生活での不安は増しやすい印象です。
ここまで損傷が進むと、残った部分の固定力も期待しにくく、周囲を含めた計画的な撤去と復旧が欠かせません。
お客様にも現状を一緒に確認いただき、どこを残し、どこから作り直すかをわかりやすく整理していきました。
工事では、欠損している箇所に合わせて既存の軒天材を取り外し、内部の状態を確認しました。
開口部からは野縁などの下地材が見え、軒天を支える為の受けが必要なことが分かります。
ここで無理に残材へ固定すると、将来的に再び落下しやすくなる為、まずは「固定できる下地があるか」を確かめる工程が重要になります。
作業中は周囲を汚さないよう養生も意識し、住まいの外観に関わる場所だからこそ丁寧に進めました。
新しい軒天材には、ケイカル板(不燃材)を採用しています。
施工では板材の上に接着剤を波打つように塗布し、密着面積を確保しながら固定力を高めていきました。
軒天は真上に向けた施工になるため、職人は手元の安定と塗布量の調整に気を配り、後の浮きや鳴きを起こしにくい状態へ整えます。
見えない工程に感じられますが、このひと手間が仕上がりの安心感に直結します。
張り付け後は、ビスでしっかり固定し、落下防止を優先した納めにしています。
有孔タイプのボードを用いているため、通気にも配慮しつつ、固定点を適切に配置することが可能です。
軒天は風圧の影響を受けやすい面なので、接着だけに頼らず機械固定を併用することが長持ちのコツになります。
手を伸ばし続ける作業は負担も大きいのですが、職人が効率良く留め付けを進め、面が綺麗に揃っていくと現場の印象も締まってきます。
板材の端部や取り合いでは、シーリング材を充填して隙間を整えました。
軒天は通常の雨で直接濡れにくい一方、台風時には横殴りの雨が吹き込みやすく、端部から水分を吸わせない配慮が大切です。
シーリングは多すぎても見た目が荒れ、少なすぎると防水性が落ちるため、押さえ方まで含めて丁寧さが求められます。
細部が整うほど「きちんと直った」という安心感が生まれやすく、お客様の表情も和らぎました。
仕上げはローラーで塗装を行い、軒天面を均一に整えました。
塗膜が出来る事で汚れが付着しにくくなり、見上げたときの明るさも出やすくなります。
養生を施した上で塗り進める為、周囲に塗料が回る心配を減らし、工事中のストレスを抑えることにもつながります。
仕上がりが揃うと、外壁や軒先全体がすっきり見え、補修箇所だけが浮かない自然な印象にまとまりました。
今回、台風で剥がれた軒天を「不燃材のケイカル板で補修し、接着とビス固定、取り合いのシーリング、仕上げ塗装」まで一連の流れで整えました。
破損による開口があると、鳥や小動物の侵入、部材の落下といった不安が増えますが、下地から整えて塞ぐことで住まいの安心感がぐっと高まります。
お客様からも、見た目がきれいになっただけでなく、これで台風のたびに心配しなくてよいと思えるとお話がありました。
軒天の浮きや剥がれ、穴あきが気になる場合は、被害が広がる前にお気軽にご相談ください。
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