2026.04.10
屋根リフォームを検討していると、「換気棟(かんきむね)」という言葉を目にすることがあります。普段はあまり意識されない設備ですが、実は住まいの快適性や屋根の耐久性を支える大切な役割を担っています。特に、湿気がこもりやすい住宅では、換気棟の有無が屋根内部の環境に大きく影響します。今回…

酒々井町ふじき野にて強風被害で一部飛散した棟板金に部分交換工事を施工しました。
お客様より「強風で棟板金が隣家の庭へ飛んでしまった」とのご相談頂いた事が工事のきっかけです。
飛散したのは一枚だけでしたが、隣接する棟板金も強風で変形していました。
工事は必要部分のみを交換し、しばらく持つ状態にしたいというご希望をいただきました。
そこで、必要な範囲を確実に補修しつつ、今後数年間安心して過ごせる状態へ整えることが今回のポイントです。





剥がれた棟板金の下には木製の貫板が露出しており、色の変化が見られる部分がありました。
表面はまだ形を保っているものの、内部では吸水が進んでいる状態で、今後の耐久性を考えると交換が必要です。
屋根の稜線部分は風を受けやすいため、こうした劣化が進むと固定力が弱まり、今回のように強風で一気に飛散してしまうことがあります。
貫板の取り合い部分にはわずかな隙間があり、そこから雨水が入り込んだ形跡が見受けられました。
強風によって棟板金が剥がれる際、内部の貫板が引き抜かれるように力を受けることもあり、部分的に崩れ始めている箇所もありました。
こうした状態は見た目以上に影響が大きく、放置すると屋根内部への雨水浸入にもつながるため、早めの対応がおすすめです。
一部の棟板金には釘が浮き上がっている箇所があり、強風時の揺れによって固定力が大きく低下したことが分かります。
釘が抜けかけた状態では棟板金全体がバタつき、さらなる飛散の危険性が高まります。
お客様もこの状態を見て不安を感じられたようで、早期の交換により安心感を取り戻したいと話されていました。
作業はまず、変形した棟板金と劣化した貫板の撤去から始めました。
職人は慎重にビスや釘を抜き、屋根材を傷付けないよう細かく調整しながら取り外していきます。
撤去が進むと、貫板固定用の釘穴がいくつも残っており、このままでは雨水が入り込みやすいため、シーリングを充填して雨仕舞いを整えました。
小さな穴でも放置すると屋根内部に被害が広がるため、この処理はとても重要な工程となります。
次に、新しい樹脂製貫板を屋根の稜線に沿って固定していきました。
樹脂製は吸水しないため、木製のように腐食する心配がなく、長期間安定した固定力を維持できることが大きなメリットです。
お客様からも「これならしばらく安心できそう」と言って頂け、職人も丁寧に位置を合わせながらビス留めを行いました。
真っ直ぐに通った貫板は屋根全体をすっきり見せ、仕上がりへの期待感が高まります。
貫板が固定されたら新しい棟板金(ガルバリウム鋼板製棟包)を取り付けていきます。
屋根の角度に合わせて板金の重なりを微調整し、風の入り込みを減らす事を意識しながら作業を進めました。
棟の交わる部分は特に複雑で、職人が手際よく角度を合わせて綺麗に収めると、屋根全体の印象がぐっと引き締まって見えます。
作業中は風の流れや既存屋根材との相性にも気を配り、より耐久性の高い仕上がりを目指しました。
最後に、棟板金の継ぎ目部分へシーリングを充填しました。
周囲には養生テープを丁寧に貼り、余計な部分へ広がらないよう調整しながら仕上げています。
乾ききる前にテープを外すことで、きれいなラインが出るうえ、後から剥がれにくくなるため、職人の技が光る場面です。
シーリングの状態は防水性に直結するため、時間をかけてしっかりと丁寧に仕上げました。
強風によって棟板金が飛散した今回のケースは、隣家への被害もなく本当に幸運でしたが、放置してしまうと雨漏りやさらなる破損へつながる恐れがありました。
樹脂製貫板と新しい棟板金への交換によって耐久性が向上し、お客様にも「これでしばらく安心して過ごせる」と喜んでいただけたことは、私たちにとっても大きな励みでした。
屋根のトラブルは突然起こるので、不安を感じることも多いですが、気付いたときに早めに対処することで被害を最小限に抑えられます。
酒々井町周辺で同じような棟板金の浮きや飛散を見つけた際には、お気軽に街の屋根やさんへご相談ください。
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