2026.03.17
瓦屋根は耐久性に優れた屋根材として知られていますが、長年使用していると屋根全体の劣化が進み、リフォームが必要になることがあります。その際に検討される工事の一つが「葺き替え」です。葺き替えは屋根材だけでなく、下地から新しくする大規模な工事であるため、費用や工期が気になる方も多いかも…

千葉市中央区にて瓦屋根から金属屋根材「アイジー工業のスーパーガルテクト」へ葺き替え工事しました。
お客様より「瓦屋根の漆喰が剥がれてきているようなので点検してほしい」とのご相談頂いた事が工事のきっかけです。
現地調査すると、棟部分の漆喰がところどころ剥がれていました。
この状態では瓦同士の固定力が弱まり、雨水が侵入する恐れが出てきます。
お客様は修繕だけでなく、今後の維持管理を考えたうえで軽量屋根材への葺き替えを検討しているとのお話でした。
そこで、軽さと耐久性のバランスに優れたアイジー工業のスーパーガルテクトをご提案し、色はSシェイドブラウンをお選びいただきました。
軽量で耐久性に優れた金属屋根への葺き替えは、住まいの負担軽減にもつながる重要なポイントとなりますので、同じお悩みをお持ちの方の参考になれば幸いです。





調査では、棟瓦の根元に剥がれた漆喰が見られました。
漆喰が落ちてしまうと内部の土が露出し、雨水が回り込みやすくなるため早めの対応が必要な状態です。
瓦自体はまだ形を保っていましたが、棟周りの劣化が進んでいました。
瓦の上に漆喰片が散乱しており、棟際の隙間が広がっている部分も確認できました。
棟の内部を守るはずの漆喰が欠けてしまうと、強風時に瓦がズレやすくなります。
お客様もこの状態を目の当たりにして心配されていました。
写真は、瓦をすべて撤去した後の屋根面です。
土が多く残っていますが、これは瓦の固定に使用されていた「なじみ土」で、葺き替え工事では必ずこの撤去作業が必要になります。
丁寧に土を取り除きながら、下地を傷つけないよう細心の注意を払います。
撤去後の屋根はすっきりし、次の工程に進める状態となりました。
新しい野地板を増し張りしていきます。
既存下地の補強として新しい木材を重ねることで、より強固な屋根構造を形成できます。
金属屋根材は軽量なため、増し張りによる重量増も問題になりません。
隙間が出ないよう精密に加工しながら施工する工程で、職人の腕が問われる部分でもあります。
次の工程では、屋根全体にカッパ23という高耐久の改質アスファルトルーフィングを敷き込んでいきます。
屋根の防水性能を左右する重要な工程で、軒先から棟へ向けて重ね幅を守りながら施工します。
雨仕舞いを正しく行うことで、後々の雨漏りリスクを大幅に低減できることがポイントです。
写真でも、綺麗に張り込まれた状態が確認できます。
続いて、お客様が選ばれた金属屋根材「スーパーガルテクト」を施工している様子です。
濃いブラウンの落ち着いた色味が美しく、屋根に載せた段階でも仕上がりの良さが感じられます。
専用の嵌合構造により、上下がしっかりかみ合うため風への耐性が非常に高く、安心感があります。
途中で雪止め金具も取り付け、安全性にも配慮した施工となりました。
最後の工程では、屋根の頂部に役物となる棟板金を設置していきます。
下地となる貫板には樹脂製のものを使用し、腐食に強く長寿命なのが特徴です。
こうした細かな部材選びも、長く安心して住まいを守るためには重要なポイントになります。
棟部分が仕上がると全体が一気に締まり、新しい屋根の美しさが際立ちました。
今回の屋根葺き替え工事により、K様邸は軽量で耐久性の高いスーパーガルテクト仕様の屋根へと生まれ変わりました。
瓦屋根に比べて建物への負担が軽く、今後のメンテナンス性も向上した点を大変喜んでいただけました。
漆喰の剥がれという小さな不具合も、放っておくと大きなトラブルにつながることがありますので、早めの点検が何より大切です。
同じような症状でお困りの方は、街の屋根やさんまでお気軽にご相談ください。
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