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施工事例
八街市八街で発生した強風による棟板金の飛散に対し交換工事を実施！工事期間は計4日です

工事のきっかけ

　八街市八街にて棟板金交換工事を検討されているお客様よりご連絡を頂いたことがきっかけでした(^▽^)/

　どうやら強風の影響で既存の屋根の板金が落ちてきてしまったとのことで、まずは点検をご希望されていました。

　棟板金が飛散して無くなった状態では雨漏りのリスクや防水紙の劣化に大きく関わってきますので、早急な解決が求められます。

　今回は棟板金交換工事を実施いたしましたので、その様子をご紹介したいと思います(*^^)v

八街市棟板金交換

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 棟板金交換

施工期間: 4日間

使用材料: 樹脂製貫板、ガルバリウム鋼板

築年数: 20年

建坪: 88.3㎡

屋根調査を開始

　まずは現場を拝見するところからとなります。

屋根の下り棟と呼ばれる位置の一部で棟板金の飛散を確認いたしました。

　むき出しになっているのは棟板金を固定するための釘を打ち付ける貫板（ぬきいた）です。

　木製でかなり傷みが進んでいましたので、この貫板に打った釘の効きが悪くなったところへ強風に煽られ、一気に剥がされてしまったのでしょう。

　このような普段見えない部分での劣化によって被害が発生することは、特に台風などの悪天候時に多く発生するため注意したいポイントです(^▽^)/

棟板金交換工事をご提案

　この状態でまだ雨漏りが発生していないのは、屋根の下地として設置されている防水シートがしっかり機能しているからです。

　極論、別の箇所の棟板金が剥がれてしまっていても、防水シートが無事であればしばらくの間は雨漏りを防ぐことができるでしょう。

　ただ、この状況では板金による保護を失った棟部分から通常時より多く雨水が浸入し、防水シートにも負荷が掛かり続けます。
　
　すると元々の耐用年数を迎えるよりも早く破れてしまい、雨漏りが発生する恐れがあります。

　防水シートが破れたことで雨漏りが発生すると、解決策は基本的に屋根葺き替え工事のような全体的な屋根リフォームが必要となり、費用も大きく掛かります。

　また、他の残された棟板金も固定用の釘が大きく浮いてきている状態でしたので、黄色信号と言える状況でもあります(-_-；

　現時点では棟板金の交換工事のみで済む状況でしたので、早急に復旧を行わせていただくこととなりました。

棟板金交換工事の流れ

　まずは残された棟板金と貫板を全て外し、屋根から撤去します。
　
　棟部分は写真のように、板金の保護がなければ下地がむき出しになっている部分ですので、雨漏りの発生原因になりやすいです。

新しい貫板は樹脂製

　今回の貫板は色が変わりましたねΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！

　これは樹脂製による貫板の特徴です(^▽^)/

　これまで使用していた木製の貫板は雨水の浸入や湿気で腐食しやすかったのですが、今回使用している樹脂製貫板はそういった心配がほとんどありません。

　高い耐水性とそれによる耐久性によって、棟板金の固定を長期間に渡り維持してくれます(^▽^)/

　貫板はねじ込み式のビスで真上から協力に固定します！

棟板金を新設

　続いては新しい棟板金の設置です。

　棟板金は錆びにくいガルバリウム鋼板製のものを使用していますので、内側の貫板の頑丈さと合わせてかなりの耐用年数が期待できるようになります(^▽^)/

　台風時なども長い間は安心して過ごせますね(*^^)v

　棟板金の固定は貫板とは違い、横側からステンレスのSUSビスで打ち込みます。

　横から打ち込むことでビス穴が上を向かず、雨水が浸入しにくくなるという意図があります(^▽^)/

無事に棟板金の交換が完了！

　今回の工事が無事に終了し、お客様の抱えていた雨漏りや別の板金が落ちてくる不安を解消することができました(^▽^)/

　今回は足場の仮設と撤去も含み、計4日間でのスケジュールで行わせていただきました。

　足場の費用はどうしても工事費用の割合として大きくなる部分ですが、今回のように風災での被害と認められる場合、加入している火災保険を使用して修理費用の負担を減らすことができます(^▽^)/

　原状復帰分が補償の限度とはなりますが、足場の費用負担を減らせるこのタイミングで、雨樋や屋根塗装なども合わせて行う方は多いです(^▽^)/

　私たち街の屋根やさんでは、火災保険申請のサポートやそれに伴う工事の経験が豊富にあり、お客様のご希望に沿った工事提案をさせていただきますので、ぜひお困りの際はお声がけください！