屋根リフォームでの地震対策を進める方が増えています。

屋根リフォームを行う目的には「発生した雨漏りの解消」であったり、「築年数が長くなってきて屋根が傷んできたから」等のイメージが強いかもしれません。

ですが、近年では「耐震性の向上」も大きな目的の一つになってきています。

「せっかく屋根リフォームを行うなら、地震対策になるような内容で工事を進めたい」と思われる方に向けた情報をご紹介していきたいと思います(^▽^)/

屋根リフォームで地震対策はできる？

地震対策というと、耐震補強や家具の固定などを思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし、実は屋根のリフォームも地震対策として非常に有効です(*^^)v

屋根が重いと地震に弱いとされている理由

屋根が重い住宅は、地震の揺れを大きく受けやすいとされています。

その理由として、屋根が重いと建物の重心が高くなるため揺れが大きくなり、構造部に負荷が掛かりやすいことが挙げられます。

最悪の場合は倒壊のリスクが高まってしまうこともあります。

特に昔ながらの瓦屋根は重量があり、建物自体の耐震基準も旧式のものである場合には注意が必要です。

耐震基準が重要

「屋根が重い＝地震の影響を受けやすい」というのは間違いではありませんが、かといって地震時のリスクが高すぎるかと言うと、全てがそうとは言えません。

重要なのは、建物全体の耐震基準がいつの物を採用しているかです(^▽^)/

確かに瓦屋根は軽量な金属屋根の10倍近く重い屋根となりますが、「2000年基準」のような震度7クラスの地震を想定した耐震基準が取り入れられていれば、地震で揺れたとしても重さや衝撃に耐えられるよう設計されています。

逆に、旧耐震基準の時期に建てられたお住まいの場合では、重い瓦屋根はリスクになることが考えられるのです。

屋根リフォームによる軽量化が地震対策として有効

地震対策として屋根リフォームを行う場合、「屋根の軽量化」を重視することが非常に有効です。

重たい瓦屋根を軽量な金属屋根材へと葺き替えることで、建物の負担を大幅に軽減できます。

重心が下がることで揺れの影響も少なくなりますので、現状よりも軽量な屋根材に変えることが地震対策として有効なリフォームとなるのです(*^^)v

金属屋根での屋根葺き替え工事がオススメ

屋根の軽量化を考えるなら、「金属屋根」への葺き替えが特におすすめです。

金属屋根の耐震性

現在のリフォームで用いられる金属屋根にはガルバリウム鋼板などの素材が使われており、非常に軽量でありながら強度にも優れています。

従来の瓦屋根と比べると、重量はおよそ10分の1ともいわれており、建物への負担を大幅に軽減できます。

また、金属屋根は耐久性や防水性にも優れているため、長期的なメンテナンスの面でも安心感があります。

デザイン性も高いため、好みの外観へのリフォームを行いながらしっかりと地震対策を行える点も大きなメリットです。

下地の補強も耐震性に影響があります

葺き替えの強みは屋根材の軽量化だけではなく、屋根下地の補強を行えることにもあります。

特に劣化した「野地板」に新しい野地板を増張りしたり、場合によっては交換することで屋根の土台の強度が回復し、耐風性や耐震性の向上に繋がります(*^^)v

屋根リフォームで安心の地震対策を

大きな地震がいつ起こるかは予測ができません。

そのため、事前の備えとして「屋根の軽量化による耐震強化」はとても有効な手段です。

屋根の重さが気になる方、築年数が経過している住宅にお住まいの方は、この機会にぜひ専門業者による屋根診断をご検討ください。

私たち街の屋根やさんでは豊富な種類の金属屋根リフォームを行ってきた実績がありますので、なんでもご相談ください(^▽^)/