　金属屋根のご相談を多くいただく中で、特にお問い合わせが増えているのが「棟板金（むねばんきん）」に関する内容です。

　「屋根のてっぺんにある金属のカバーって何？」
　「台風で板金が飛んだかも…」

　こうしたお悩みをお持ちの方も少なくありません。

　今回は、屋根の鉄板の中でも特に重要な「棟板金」について、役割やトラブル例、メンテナンスの重要性までわかりやすくご紹介します(^^)/

「棟板金（むねばんきん）」とは？

　「棟板金」とは、金属屋根やスレート屋根の頂点部分（＝棟）に取り付けられる板金材のことです。
　屋根材同士の接合部を覆い、雨水の浸入を防ぐ役割を果たしてくれます。

　多くの場合、ガルバリウム鋼板やカラー鋼板といった金属素材が使われており、屋根の美観と防水性を両立する重要なパーツです。

棟板金が果たす大切な役割

　見た目にはただのカバーに見えるかもしれませんが、実はとっても重要な仕事をしてくれています！

① 雨水の侵入を防ぐ

　屋根の頂点は、左右の屋根材が交わる継ぎ目となるため、隙間ができやすく、雨水が入り込みやすい場所です。
　棟板金がそれをしっかり覆うことで、屋根内部や下地材を守ってくれるんです。

② 屋根材の浮きやバタつきを抑える

　屋根の接合部は風を受けやすく、放っておくと屋根材が浮いたりバタバタ音がすることも。
　棟板金は屋根をしっかり押さえる固定役としても機能しています。

③ 屋根の見た目を引き締める

　棟板金は屋根の一番目立つ部分でもあるため、デザイン性にも貢献しています。最近では、スタイリッシュなカラーや形状のものも増えていますよ(#^^#)

棟板金でよくあるトラブルとは？

　棟板金は外にむき出しで設置されているため、風雨や紫外線の影響を直接受けやすいのが特徴です。そのため、定期的な点検や補修が欠かせません。

釘の浮き・抜け

　経年劣化や風の影響で、棟板金を固定している釘が浮いたり抜けたりすることがあります。
　こうなると、板金が少しずつズレて隙間が生じ、雨漏りの原因に…。

板金の浮き・飛散

　台風や強風で板金自体がめくれたり、最悪飛ばされたりすることもあります。
　特に築10年以上の屋根では注意が必要です！

サビや腐食

　ガルバリウム鋼板などサビに強い素材でも、傷がついた部分や端部から錆びが進行することがあります。

棟板金のメンテナンス・交換時期の目安は？

　棟板金の劣化を放置してしまうと、雨漏りだけでなく下地の腐食や屋根材全体の劣化にもつながります。
　以下のようなサインが見られたら、早めの点検・補修をご検討ください！

・屋根のてっぺんの板金が浮いて見える
・釘が抜けかけている
・屋根からバタバタと音がする
・雨漏りの跡がある

　一般的に、築10年〜15年での交換や補修がおすすめされています。点検だけでも早めに受けておくと安心ですね(^^)/

棟板金の補修・交換費用の目安

　実際の施工内容や屋根の状況によって異なりますが、街の屋根やさんでは棟板金の交換工事を以下の金額から行っております！ぜひ参考にしてみてください(^^)/

✅ 棟板金の全交換：15万4,000円～／20m
　　（※長さや勾配によって変動します）

　あくまでも目安の価格となりますので、より詳しい金額を知りたいという方は、街の屋根やさんの無料点検・見積もりをご活用ください！

>>棟板金交換工事について詳しくはこちら！<<
　

定期点検でトラブルを未然に防ぎましょう！

　棟板金は見えにくい部分だからこそ、気づかないうちに劣化が進んでいることも多いです。
　「うちは大丈夫かな…？」とご不安な方は、まずは無料点検をぜひご利用ください！

　「街の屋根やさん」では、経験豊富な職人がしっかり確認し、適切なメンテナンス方法をご提案させていただきます(^^)/
　まずはお気軽にお問い合わせください！