先日から着工させて頂いています屋根工事のT様邸。

中古で購入された物件で現状渡しのため、色々と修理が必要な状態です。

屋根は下地も傷んでいたので葺き替え工事を行っていましたが、室内の敷居の様子がおかしく

良く見るとシロアリの喰った後がありました。

購入時には何の説明もなかったようです。

これから住まれるご住居ですので入念なチェックが必要です。シロアリの生息、状況を確認することにしました。

点検口はないので畳をはがして床材を切断して中に入いる口を作ります。



 

調査をすると、動いているシロアリは発見できなかったものの、大引きや根太に食った後がありました。

束石も相当劣化しています。





中古でご購入されたとの事ですが、状況的には瑕疵担保の範囲内です。

一般的に「通常の注意では発見できないような隠れた物質的欠陥」を瑕疵といいます。

床下の腐食も瑕疵に含まれます。契約のないようにもよりますが、相手が不動産会社（業者さん）だったら

契約に「瑕疵は認めない」の文言があっても退けることも出来るようです。

いずれにせよ、乗りかかった船、多方面にご協力して住み良い環境をご提供いたします。

お住まいのリフォーム、購入後の調査など、お気軽にご相談ください。

お電話は0120-990-366迄。