2026.04.17
「強風で屋根の鉄板が剥がれそうになっている!(-_-;)」「棟板金の交換見積もりに『貫板』とあるけれど、これは何に使うもの?」スレート屋根や金属屋根の頂上を覆っている棟板金(むねばんきん)。実は、この板金自体が屋根に直接打ち付けられているわけではないことをご存知でしょうか。板金を…

千葉市若葉区御成台にて強風被害で欠損した棟板金に火災保険を適用して棟板金交換工事しました。
お客様より「屋根の一部が落ちてしまったようだ」とのご相談頂いた事が工事のきっかけです。
状況を伺うと、強風の翌朝、庭に棟板金が落下しているのを見つけ、不安になられたとのことです。
風災後は屋根の見えない部分で思わぬ損傷が進んでいることも多く、早めの点検が安心につながります。
今回は、お客様が加入していた火災保険の適用も含め、必要な復旧工事を丁寧に進めてまいりました。





棟部分の板金が一枚分まるごと無くなり、内部の貫板が露出していました。
屋根の一番高い位置にある部材が外れると、風の抜け道ができてしまうため、早急な対応が求められます。
周囲のスレート材は残っていましたが、貫板の保護が失われた状態になっており、現状を丁寧にお伝えしました。
露出した貫板を確認すると、表面が大きく痩せ、割れが見られるほど劣化が進んでいました。
長年の湿気と雨水の吸収によって強度が低下し、釘の保持力が落ちていた様子です。
強風が引き金となったものの、内部の木材劣化が飛散の大きな要因になっていました。
取り付けに使用されていた釘の跡が屋根材に残り、釘穴の周囲にわずかな錆が出ている箇所もありました。
穴がそのままでは雨水の浸入リスクが増えるため、後の工程で確実に処理する必要があります。
細かな部分まで確認し、安全な施工計画を立てました。
工事当日、まずは劣化した既存の棟板金と貫板を撤去していきました。
木材は内部まで傷みが広がっており、手で触るだけでも脆さが伝わる状態です。
段階ごとに確認しながら進めることで、お客様にも状況を把握していただけました。
棟周辺には強風で運ばれた砂埃が溜まっており、釘穴跡も複数ありました。
新しい部材をしっかり固定するため、周辺の汚れを丁寧に清掃し、開いた穴にはコーキングを充填して雨水の侵入を防ぐよう仕上げます。
下地処理を丁寧に行うことで、工事の耐久性が大きく変わるため、職人も特に気を配る工程です。
今回ご提案した樹脂製の貫板(タフモック)を取り付ける工程に進みます。
木材と異なり、水分を吸収しないため長期的な耐久性が期待でき、強風にも耐性がある仕様です。
ビスを使用してしっかり固定し、安心して使える下地が整いました。
作業中も職人同士で位置やレベルを確認し、仕上がりにムラが出ないよう細かく調整しています。
樹脂貫板の上から新しいガルバリウム鋼板製の棟包み(棟板金)を取り付けていきました。
ガルバリウム鋼板は軽量で錆に強く、屋根との相性も良い素材です。
棟包み同士の継ぎ目にはコーキングを施し、雨水の吹き込みを防ぐよう慎重に合わせていきます。
見えにくい部分ですが、仕上がりに直結する重要な工程のため、丁寧さを欠かさず作業を進めました。
最後にステンレスビスで棟包み(棟板金)を固定します。
ステンレスビスは錆びにくい素材のため、長期間にわたり安定した状態を保てる点が大きなメリットです。
全体の固定が終わると、棟のラインが真っ直ぐに整い、強風に負けない堅固な仕上がりになりました。
強風によって飛散した棟板金でしたが、樹脂製貫板とガルバリウム鋼板を使用することで、以前よりも耐久性の高い状態へと生まれ変わりました。
お客様からも「これで安心して過ごせる」とお言葉をいただき、私たちも嬉しく感じています。
火災保険の申請についてもお手伝いでき、負担を抑えながら工事を進められた点も大きなメリットになりました。
棟板金の不具合は放置すると雨漏りにつながることもありますので、同じようなお悩みがあればお気軽にご相談ください。
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