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構造用合板のJAS規格とは?屋根下地での重要性と選び方のポイントを解説
屋根のリフォームや
雨漏り修理では、仕上げ材の下に隠れている
屋根下地の健全性がとても大切です。
なかでも野地板は、見た目が似ていても種類によって性能に違いがあり、選び方を誤ると屋根全体の耐久性に関わってきます。
屋根下地として広く使われているのが「構造用合板」ですが、耐震性や防水性を長く保つためには、国が定めた安全・品質基準である「JAS規格」に適合した材料を選ぶことが非常に重要です。
今回は構造用合板のJAS規格の基礎知識から、屋根下地において重要とされる理由、失敗しないために押さえておきたい確認ポイントまで分かりやすく解説します!
JAS規格とは日本農林規格のことで、木質材料の品質や性能を一定の基準で定めたものです。
構造上重要な部分(床・壁・屋根など)に使用される合板の品質や性能基準を定めたものです。
薄くスライスした木材(単板)を繊維方向が交互に直交するよう貼り合わせた合板のうち、強度・接着耐久性・寸法精度・ホルムアルデヒド放散量などの厳密な試験基準をクリアした製品のみが「JAS構造用合板」として認定されます。
製品の表面には品質を示すJASスタンプが押され、一目でその性能が判別できるようになっています。
単なる板材ではなく、荷重を受ける下地として使う以上、規格品であることは安心材料になります。
屋根は、表面の屋根材だけで構成されているわけではありません。
一般的には、屋根材・ルーフィング・野地板などが重なった構造になっています。
その中で野地板は、屋根材やルーフィングを支える土台となる重要な部分です。
例えば、雨漏りが長期間続いて野地板が腐食していると、新しい屋根材を施工しても屋根全体の耐久性を十分に確保できない可能性があります。
そのため、葺き替え工事では既存の屋根材を撤去した後に下地の状態を確認し、傷みがあれば必要に応じて補修や張り替えを行います。
屋根を長持ちさせるためには、屋根材だけでなく、その下にある構造用合板などの下地にもこだわることが大切です。
もし構造用合板のJAS表示を確認するときは、まず「構造用合板」であることを確認しましょう。
そのうえで、接着の程度、等級、板面の品質、厚さなどを確認することがポイントです。
特に屋根下地として使用する場合は、雨水や湿気などの影響を受ける可能性があるため、合板そのものの仕様だけでなく、屋根全体として適切な防水対策がされているかも重要になります。
また、構造用合板の厚さや仕様は、垂木の間隔や屋根材の種類などによって適切なものが異なります。
単純に「厚いものなら安心」と考えるのではなく、建物の構造や施工条件に合わせて選ぶ必要があります。
健康被害を防ぐため、放散量が最も少ない最高ランクの「F☆☆☆☆(フォースター)」であるかを確認してみることもオススメです。
屋根のリフォームや葺き替え工事を成功させるためには、表面に見える新しい屋根材だけでなく、それを裏で支える構造用合板が「JAS規格適合(特類・高強度)」の確かな品質であるかが極めて重要です。
見えない下地だからこそ、正しい規格の材料を使って住まいの耐震性と寿命を格段に向上させましょう。
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