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縦ハゼ葺きとは?特徴やメリット・劣化症状・雨漏りを防ぐ点検ポイントを解説
ガルバリウム鋼板などの金属屋根材を、屋根の水上から水下へ向かって垂直に固定していく「縦ハゼ葺き(立平葺きの工法の一種)」。
雨水が流れやすい構造と高い施工性から、近年新築からリフォーム(カバー工法など)まで幅広く選ばれている人気の屋根工法です。
水に強い縦ハゼ葺きですが、決してメンテナンスフリーではありません。
今回は、縦ハゼ葺きを含む縦葺きの基本的な特徴から、注意すべき劣化症状、雨漏りを防ぐ点検のポイントまでをプロの視点で詳しく解説いたします!(^▽^)/
縦ハゼ葺きは、ガルバリウム鋼板などの金属板を縦方向に葺き、隣り合う板同士の端を折り曲げて噛み合わせる工法です。
横方向の継ぎ目が少ないため、雨水が流れやすく、緩い勾配の屋根にも対応しやすいことが大きな特徴です。
屋根面がシンプルに仕上がるため、落ち葉や汚れが引っかかりにくい点もメリットです。
超軽量な金属(
ガルバリウム鋼板など)を使用するため、建物への負担が少なく、地震時の揺れを大幅に軽減できます。
ご相談で多いのは、表面の色あせ、赤サビ、白サビ、ハゼ部分の浮き、棟板金まわりの釘浮きなどです。
特に塗膜が傷んで金属素地が露出すると、雨水や湿気の影響でサビが広がります。
サビは見た目だけの問題ではなく、進行すると板金に穴が開き、雨漏りの入口になることがあります。
また、縦ハゼ葺きは屋根材同士を噛み合わせているため、ハゼの浮きや変形を放置すると、強風時にめくれのリスクが高まります。
台風後に「屋根の一部がカタカタ鳴る」と感じたら、早めの確認がおすすめです。
点検では、屋根面だけでなく、棟板金、ケラバ、水切り、谷部、外壁との取り合いを確認します。
縦ハゼ葺きは面で見ると丈夫そうに見えますが、雨漏りは端部や役物まわりから起こることが少なくありません。
特に注意したいのが、シーリングの切れやビスまわりの劣化です。
屋根の上は日差しや雨風を直接受けるため、シーリング材は少しずつ硬化します。
防水紙の劣化まで進んでいる場合、表面だけ補修しても雨漏りが止まらないことがあります。
築20年を過ぎている場合、
金属屋根の下にある防水シート自体が寿命を迎えている可能性があるため、屋根全体の改修時期を見極める必要があります(^▽^)/。
縦ハゼ葺きは、緩勾配の屋根でも雨水を流しやすく、耐久性にも優れた金属屋根です。
しかし、サビ、ハゼの浮き、役物まわりの劣化を放置すると、雨漏りや強風被害につながることがあります。
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