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屋根材「パミール」の劣化症状と正しい対処法!塗装が絶対NGな理由を解説
「我が家の屋根は『パミール』というスレートらしいけれど、どんな特徴があるの?(-_-;)」
「業者から『パミールだから塗装はできない』と言われたけれど、本当?」
パミールは2000年前後に製造されたスレート屋根材の一種です
当時、非常に多くの戸建て住宅で採用されましたが、現在では多くのリフォーム業者が注意喚起を行う屋根材として知られています。
「他のスレートと同じように塗り替えれば大丈夫」と思って塗装してしまうと、数年で大後悔することになりかねません。
そこで今回は、パミールの問題点や特徴的な劣化症状、適切なリフォーム方法について詳しく解説いたします。
1990年代後半から2000年代初頭にかけて、建築業界では健康被害をもたらすアスベスト(石綿)の規制が急速に進みました。
これに伴い、各メーカーはアスベストを使わない「ノンアスベスト屋根材」の開発を急ぎました(-_-;
しかし、当時はアスベストの代わりに屋根の強度を保つための技術がまだ発展途上でした。
その結果、パミールをはじめとした初期のノンアスベスト屋根材は、製品としての強度が著しく低く、施工後10年~15年が経過すると製品そのものが自重や環境の負荷に耐えきれず、基材から崩壊してしまうという重大な問題点が発生することとなったのです(-_-;)
パミールには、一般的な健康なスレート屋根には見られない、分かりやすい特有の劣化症状が現れます。
パミール最大の特徴は「層間剥離(そうかんはくり)」と呼ばれる劣化症状です。
これは屋根材の表面がミルフィーユ状に何層も剥がれていく現象で、一般的なスレート屋根ではほとんど見られません。
表面だけではなく内部から劣化が進行するため、塗装を行っても剥離そのものを止めることはできないのです。
他のノンアスベストスレートと違い、アスベストの代わりに「植物由来の繊維」を補強材として使用しているため、非常に水分を吸収しやすい性質を持っています。
屋根材が水分を含んで膨張し、晴れた日に乾燥して収縮する、という動きを繰り返すことで素材自体がどんどん脆くなり、層間剥離やひび割れを急激に加速させてしまうのです。
また、水を含んで結露などを起こすと、パミールを固定している釘頭が錆びて脆くなり、屋根材の剥落などにも繋がる恐れがあります。
パミールに対して「屋根塗装(塗り替え)」を行うことは絶対にNGです。
いくら上から高級な塗料を塗って表面を保護しようとしても、屋根材の土台(基材)自体が内側から剥がれてしまうため、数年も経たないうちに塗膜ごとベリベリと剥がれ落ちてしまうからです。
せっかく大きな金額を掛けて塗装しても、短期間で工事の意味が無くなってしまっては無駄になってしまいます。
そのため、パミールへの塗装は基本的に推奨されていません。
現在主流となっている対処方法は、屋根カバー工法または葺き替え工事です。
カバー工法は既存屋根の上から新しい屋根材を施工する方法で、解体費用を抑えやすいことがメリットです。
一方、葺き替え工事は既存屋根を撤去して新しい屋根へ交換するため、下地の状態までしっかり確認できます。
また、
パミールはノンアスベスト屋根材であるため、アスベスト含有スレートのような高額な処分費用が発生しないことも大きなメリットです。
アスベストを含むスレート屋根では処分費用が大きく増加する場合がありますが、パミールの場合はその負担を抑えられるため、リフォーム費用の面では有利になるケースもあります。
パミールが水分を含みやすく、内部で結露を起こすことも考慮すると、アスベスト処分費が掛からないことを活かして葺き替え工事を選ぶことが非常にオススメです(^▽^)/
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