屋根防水シートの種類を解説!ルーフィングの特徴と選び方のポイント
屋根リフォームを検討していると、「ルーフィング」や「防水シート」という言葉を耳にすることがあります。
屋根材ばかりに注目されがちですが、実は屋根の防水性能を支えている重要な存在が防水シートです。
どれほど高性能な屋根材を使用していても、屋根材の隙間から入り込んだ雨水を防ぐ最後の砦となるのがルーフィングです。
そのため、屋根材選びと同じくらい防水シート選びも重要になります。
屋根の防水シートは総称して「ルーフィング」と呼ばれています。
屋根の防水シートにはいくつか種類があり、それぞれ耐久年数や施工方法に違いがあります。代表的な3つのタイプを見ていきましょう。
アスファルトルーフィングは古くから使用されているスタンダードな製品であり、価格を抑えながら基本的な防水性能を確保できます。
ただし、高耐久タイプと比較すると寿命は短めで、一般的には約8年~10年程度が目安とされています。
短期間での使用を前提とした建物や、コストを重視する場合に選ばれることが多いルーフィングです。
改質アスファルトルーフィング(ゴムアスルーフィング)
現在の屋根リフォームで主流となっているのが改質アスファルトルーフィングです。
ゴムや樹脂などを配合することで、従来のアスファルトルーフィングより柔軟性や耐久性が向上しています。
防水性能が高く、温度変化によるひび割れにも強いため、長期間にわたって屋根を保護できます。
耐用年数は20年~30年以上の商品もあり、近年の高耐久な金属屋根やスレート屋根との相性も良好です。
屋根葺き替えやカバー工法では、改質アスファルトルーフィングが採用されるケースが非常に多くなっています。
粘着式ルーフィングは、裏面に粘着層が設けられている防水シートです。
通常のルーフィングはタッカーや釘で固定しますが、粘着式は下地へ直接貼り付けることができます。
そのため、固定用の穴が少なくなり、防水性能をさらに高めやすい点が特徴です。
屋根カバー工法での採用が多い種類のルーフィングとなります。
ルーフィングを選ぶ際に最も重要なのは、新しく施工する屋根材の寿命と合わせることです。
例えば、耐用年数が30年以上ある金属屋根を施工するにもかかわらず、10年程度しか持たないルーフィングを使用してしまうと、防水シートの寿命が先に尽きてしまいます。
その結果、雨漏りが発生すると防水シートだけを交換するために屋根材を再び撤去しなければならず、大きな費用が発生する可能性があります。
近年の屋根リフォームでは、ガルバリウム鋼板やSGL鋼板などの高耐久な屋根材が主流です。
そのため、防水シートも改質アスファルトルーフィングや高性能な粘着式ルーフィングを選択し、寿命を揃えることが重要になります。
見積もりを比較する際には屋根材だけでなく、どのルーフィングが使用されるのかも確認しておくと安心です。
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