カラーベストの種類を解説!製造時期による違いや注意点とは?
日本の戸建て住宅で最も多く採用されている屋根材、それがカラーベストです。
「コロニアル」や「スレート」と呼ばれることも多く、どれが正解なの?と戸惑う方も少なくありません。
実は、カラーベストは製造された時期によって耐久性やリフォーム時の注意点が大きく変わる屋根材なのです。
今回はカラーベストの正体と、年代ごとに存在する「種類」の違いについて詳しく解説いたします!(^▽^)/
カラーベストとはセメントを主成分とした薄い板状の屋根材で、スレート屋根の代表的な製品名です。
現在では「コロニアル」と呼ばれることも多く、ケイミュー(旧クボタ)の商品として広く普及してきました。
カラーベストの大きな特徴は軽量で施工性に優れている点です。
瓦屋根と比較すると建物への負担が少なく、耐震性の面でもメリットがあります。
また、デザインがシンプルで住宅デザインに合わせやすく、施工コストも比較的抑えやすいことから、多くの住宅で採用されてきました。
一方で、表面の塗膜によって防水性能を維持しているため、定期的な塗装メンテナンスが必要です
。塗膜が劣化すると、色あせ・コケ・ひび割れなどが発生しやすくなります。
さらに、カラーベストは製造時期によって性能や耐久性に大きな違いがある点も重要です。
カラーベストは、製造された年代によって大きく特徴が異なります。
特に重要なのが、「アスベスト含有時代」と「初期ノンアスベスト時代」の違いです。
1970年代後半から1990年代頃までに製造されたカラーベストには、アスベストが含まれている製品が多く存在します。
アスベストと聞くと不安を感じる方も多いですが、屋根材としては強度や耐久性に優れており、40年前後持つケースも珍しくありません。
2. ノンアスベスト移行期(1990年代後半~2000年代中盤)
一方で、2000年前後になるとアスベスト規制が進み、ノンアスベスト製品へ移行していきました。
しかし、初期のノンアスベスト製品には耐久性に課題があるものも多く、一部製品では10年~15年程度で劣化が進行してしまうケースもありました。
特に有名なのが「パミール」などの問題視されている製品です。
層状に剥がれる特殊な劣化症状が発生し、通常の塗装メンテナンスができない場合もあります。
そのため、カラーベストのリフォームでは、単純に「スレートだから塗装」という判断は危険です。
技術革新により、ノンアスベストでも十分な強度と耐久性を備えた現在の主流ラインナップです。
コロニアルクァッド: 現在の標準的な種類。2層の表面コーティングで色あせを防ぎます。
コロニアルグラッサ: 紫外線に強い「無機系塗装」を施した上位種。30年経っても色あせにくいと言われる非常にタフな屋根材です(^▽^)/
まずは屋根材の種類や製造年代を正確に見極めることが重要であり、知識や施工経験が豊富な業者へ相談することが失敗防止につながります。
8:30~20時まで受付中!
0120-990-366