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屋根葺き替えは「野地板」が肝!増し張りと張り替えの違いや業者選びの注意点
屋根の葺き替え工事というと新しい屋根材に注目しがちですが、実はその下にある「野地板(のじいた)」の状態も非常に重要です。
野地板は屋根全体を支える土台であり、劣化していると新しい屋根材の性能を十分に発揮できません。
せっかく高額なリフォームを行うなら、見えなくなる部分までしっかり整えておきたいところです。
今回は、そんな葺き替え時に行う野地板の補強・交換について詳しくご紹介いたします。
屋根の構造を知ると、なぜ葺き替え時に野地板のチェックが不可欠なのかが見えてきます。
野地板は屋根材の下に隠れているため、屋根材をすべて取り払う「葺き替え工事」か、瓦屋根で可能な「屋根葺き直し工事」の時しか直接触ることができません。
30年前後の寿命を迎えた屋根では、湿気で野地板がブカブカになっていたり、雨漏りで腐食したりしていることが多いため、このタイミングを逃さずに補修を行うことがお住まいを長持ちさせる絶対条件なのです!
カバー工法を希望でも、野地板が傷んでいれば施工できないことがほとんど
「コストを抑えたいし、工期も短いカバー工法(重ね葺き)でお願いしたい!」と希望されるお客様は非常に多いのですが、
実は野地板の劣化状況によっては、その選択ができないケースがあります。カバー工法は既存の屋根材の上に新しい屋根材を被せるため、屋根全体の重量が増えます。
さらに、新しい屋根材を固定するビスは、古い屋根材を貫通してその下の「野地板」に打ち込まれます。
もし、その土台である野地板が雨漏りや結露で腐食し、ブカブカな状態になっていたらどうなるでしょうか?
野地板に腐食やたわみ、雨漏りによる劣化がある状態で新しい屋根材を重ねても、土台そのものの強度不足は解消されません。
そのまま施工すると、屋根全体の歪みやビスの固定不良、将来的な雨漏り再発につながる恐れがあります。
重量増加による耐震性低下のリスクも大きくなってしまいます。そのため、現地調査で確かめた野地板の劣化具合の結果によっては、カバー工法を希望していても葺き替えが必要という提案を受けることもあるのです。
野地板のメンテナンス方法には、「増し張り」と「張り替え」の2種類があります。
増し張りは、既存の野地板の上から新しい構造用合板を重ねて施工する方法です。
既存の下地に大きな腐食や破損がなく、ある程度強度が保たれている場合に採用されます。
下地を補強しながら施工できるため、コストを抑えやすい点が特徴です。
一方、張り替えは既存の野地板を撤去し、新しい板材へ交換する方法です。
雨漏りによる腐食やたわみが進行している場合、増し張りでは十分な補強ができないため、張り替えが必要になります。
どちらが適しているかは現場の状態次第です。
野地板工事でまず知っておきたいのが、使用する材料は基本的に「構造用合板」であるという点です。
構造用合板は強度や耐久性に優れ、屋根下地として適した規格材です。
反対に注意したいのが、コンパネを使用する業者です。
コンパネは本来コンクリート型枠用として使われる材料であり、屋根下地として長期使用を前提としたものではありません。
価格だけで選んでしまうと、将来的な不安につながる可能性があります。
相見積もりを取り、野地板部分の金額を比べることがオススメ
また、見積もりを取る際は相見積もりをおすすめします。
特に「野地板工事一式」とまとめて記載されている場合は、材料や施工範囲が分かりにくいことがあります。野地板部分の単価や使用材料を比較することで、より納得感のある契約につながります。
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