ガルバリウム鋼板屋根の縦葺き・横葺きで異なる「最低勾配」の重要性
ガルバリウム鋼板を使用した屋根は軽量で耐久性に優れ、リフォームでも多く採用されています。
しかし、施工にあたって見落とせないのが「屋根勾配」です。
勾配は雨水の流れや雨漏りリスクに直結するため、正しい知識が必要です。
ここでは、ガルバリウム屋根の勾配について解説します。
屋根材には、素材ごとに「
最低勾配」が定められています。
例えば、瓦屋根であれば雨水が瓦の重なり部分から逆流しないよう
「4寸勾配以上」が必要とされますが、ガルバリウム鋼板は表面が平滑で雨水の流れが良いため、瓦よりも緩い傾斜での施工が可能です。
しかし、
いくら水はけが良いからといって、完全に水平に近い状態で施工することはできません。傾斜がなさすぎると雨水が屋根の上に留まってしまい、鋼板の重なり目から毛細管現象によって内部へ水が浸入してしまうからです。
金属屋根を長持ちさせるためには、雨水を滞留させずに素早く流しきる「角度」が不可欠なのです。
ガルバリウム鋼板の最低勾配を左右する最大の要因は、その「葺き方」の違いです。
屋根の頂上から軒先に向かって垂直にガルバリウム鋼板を流す工法です。
雨水の流れる方向に継ぎ目がないため非常に水はけが良く、1寸(約6度)以上であればというOK、というかなり緩い勾配でも施工が可能です。
ただ、基本的には2.5寸程度ある方が雨水のはけが良く、安全性が高まります。
地面と水平方向に板を重ねていく工法です。
デザイン性が高く人気ですが、水平方向の継ぎ目が多くなるため、雨水の逆流を防ぐために2.5寸~3寸(約14度~17度)以上の勾配が必要とされるのが一般的です。
屋根材の勾配については、各建材メーカーが製品ごとに厳格な最低勾配を設けているケースがほとんどです。
例えば、高性能な断熱材一体型ガルバリウム鋼板の
スーパーガルテクトは、公式サイトにて
「2.5寸以上の勾配で使用してください。」と記載しています。
もし、指定された勾配を守らずに施工してしまうと、どんなに高価な屋根材を使っても雨漏りのリスクが飛躍的に高まりますので、特に縦葺き屋根だった金属屋根を横葺きへとリフォームする場合には注意しましょう。
「うちの屋根は緩いけれど、人気の横葺きガルバリウムにできるかな?」こうした疑問を解決するためには、数値に基づいた正確な判断が欠かせません。
私たち街の屋根やさんは、しっかりとした現地調査にてお客様の屋根を精密に確認し、ルールに基づいた施工を行っております。
ぜひ
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