屋根リフォームや新築時の屋根材選びで、「カラーベスト屋根」という言葉を目にする機会は多いのではないでしょうか。

価格と施工性のバランスが良く、現在でも多くの住宅で使われている屋根材です。

一方で、近年はガルバリウム鋼板などの金属屋根も注目されています。

この記事ではカラーベスト屋根の特徴と、他の屋根材との違いについて整理していきます。

カラーベスト屋根の特徴

カラーベスト屋根はセメントを主原料とした薄型のスレート屋根材です。

瓦に比べると軽量で施工しやすく、初期費用を抑えやすい点が大きな特長となっています。

デザインやカラーバリエーションも豊富なため、住宅の外観に合わせて選びやすい点も魅力です。

一方で、素材自体に防水性はなく、表面の塗膜によって防水性を保っているため、定期的な屋根塗装によるメンテナンスが欠かせません。

築年数が経過すると色あせや苔の発生が見られやすくなるため、状態に応じた点検と手入れが重要になります。

カラーベストとガルバリウム鋼板、選ぶならどっち？

屋根材選びでよく比較されるのが、カラーベストとガルバリウム鋼板です。

どちらが適しているかは、重視するポイントによって変わります。

カラーベストは材料費や施工費が比較的抑えやすく、コストパフォーマンスに優れる選択肢と言えます。

初期費用をできるだけ抑えたい方や、一定周期でメンテナンスを行う前提で考えている場合には、取り入れやすい屋根材です。

一方で、長期間のコストパフォーマンスを考えるなら、ガルバリウム鋼板が候補になります。

非常に軽量で耐久性が高く、塗装などのメンテナンス頻度を抑えやすい点が特長です。

初期費用はカラーベストより高くなる傾向がありますが、将来的なメンテナンス回数を減らしたい方には適した屋根材と言えるでしょう。

まとめ

カラーベスト屋根は、コストと施工性のバランスが良く、今も多くの住宅で選ばれている屋根材です。

一方で、耐久性や長期的な維持費まで含めて考えると、ガルバリウム鋼板という選択肢も視野に入ります。

屋根材選びでは現在のご予算だけでなく、将来のメンテナンス計画も踏まえた上でご自宅に合った最適な屋根を検討していくことが大切です。

私たち街の屋根やさんでは、カラーベストとガルバリウム鋼板のどちらの屋根材にも詳しいスタッフが調査にお伺いしますので、比較検討のポイントや質問などお気軽にお聞きください！