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コロニアル屋根に塗装は必要?効果・注意点・費用相場をわかりやすく解説
コロニアル屋根は、日本の一般住宅で非常に多く採用されている屋根材の一つです。
そのため、「コロニアル屋根には本当に塗装が必要なのか」「塗装するとどんな効果があるのか」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
コロニアル屋根はセメントを主成分とした屋根材で、表面の塗膜によって撥水性や耐候性を保っています。
しかし、この塗膜は紫外線や雨風の影響で徐々に劣化していきます。
屋根塗装を行う目的は見た目をきれいにすることだけではなく、塗膜によって屋根材を保護することにもあります。
塗膜が健全な状態であれば雨水の浸透を防ぎ、コロニアル自体の劣化を抑えることができます。
コロニアルは特に塗装による保護が重要な屋根材であり、定期的な塗装メンテナンスを行うことで、ひび割れや反りなどのトラブルを防ぎやすくなります。
コロニアル屋根の塗装で重要なのが
「縁切り」です。
屋根材同士の隙間が塗料で塞がれてしまうと、内部に入り込んだ雨水の逃げ場がなくなり、雨漏りの原因になることがあります。
その対策として使用されるのが
タスペーサーです。
タスペーサーを適切に設置することで、屋根材の重なり部分に隙間を確保し、雨水の排出をスムーズにします。
塗装工事の見積もりを確認する際は、縁切り作業やタスペーサーの使用がきちんと記載されているかを必ず確認しましょう。
私たち街の屋根やさんは、タスペーサーの設置を行っております(^▽^)/
コロニアル屋根の塗装費用は、建物の大きさや屋根の形状、使用する塗料によって変わりますが、一般的な相場は税込484,000円~880,000円程度です。
正確な金額は現地調査を行い、屋根の劣化状況や下地の状態を確認した上で算出されます。
傷みが進行している場合にはカバー工法や葺き替えが必要になりますので、塗装が可能な状態かどうかの判断も重要なポイントとなるため、必ず専門業者に調査を依頼しましょう。
コロニアル屋根は、塗装による定期的なメンテナンスで耐久性を維持しやすい屋根材です。
塗膜の劣化を放置すると屋根材自体の傷みが進行し、想定よりも早く雨漏りが発生したり葺き替え工事が必要になります。
適切な時期に塗装を行い、タスペーサーなどの重要な工程を省かない業者に依頼することが、コロニアル屋根を長持ちさせるための大切なポイントです。
まずは現地調査とお見積もりの作成依頼から始め、屋根の状態を正しく把握することをおすすめします。
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