アスベスト入りスレートは危険?見分け方と正しい対処方法を解説
スレート屋根には長い歴史があり、その中にはアスベストが使用されていた時期もあります。
現在では規制が設けられているものの、築年数によっては該当する住宅も少なくありません。
この記事では、アスベスト入りスレートが使われていた年代や、健康面でのリスク、リフォーム時の注意点などを丁寧に解説いたします。
安全に屋根工事を進めるためのポイントとして、ぜひご参考ください。
スレート屋根にアスベストが使用されていたのは、主に1970年代から2006年頃までの製品とされています。
特に1980~1990年代に建築された住宅では使用されていた可能性が高く、築年数が20年以上経過している場合には注意が必要です。
2006年以降はアスベストの製造・使用が全面的に禁止されたため、それ以降のスレートには含まれていません。
ただし、外観だけで判断することは非常に難しく、メーカーの製造年や製品名を調べても分からないケースもあります。
そのため、工事を行う際には専門資格を有した者の調査が必要となります。
アスベストと聞くと大きな健康被害を連想される方もいらっしゃいますが、一般的にスレート屋根に含まれているアスベストは固形の状態で製品内部にしっかりと固定されているため、通常は空気中に飛散することがなく、健康上のリスクはほとんどないとされています。
しかし、屋根の葺き替え工事などでスレートを切断したり砕いたりする作業が入ると、微細な粉じんが飛散する可能性があるため、特別な処理が必要です。
適切な工事手順と防護措置を行うことで安全性を確保できますが、これは専門知識のある業者でなければ対応が難しい部分です。
また、
その作業によるコストが葺き替え工事費にも響いてきますので、相見積もりなどで適正な価格を判断できるようにすることをお勧めします。
アスベスト調査の資格を持った業者に依頼しましょう!
アスベストが含まれている可能性のあるスレート屋根の工事では、「一般建築物石綿含有建材調査者」などの資格を持つ業者による事前調査が欠かせません。
また、葺き替えや撤去作業では法令に沿った処理が求められ、許可を持った処理施設での廃材の扱いも重要です。
安心して工事を進めるためにも、必ず資格と実績を備えた業者へご相談されることをおすすめいたします。
アスベストが使用されている可能性があるスレート屋根でも、通常の生活環境下では大きな危険性はありません。
しかし、リフォームや葺き替えを行う際には適切な調査と工事手順が必要です。
専門資格を持つ業者に依頼することで、不安を取り除きつつ安全にリフォームを進めることができます。
私たち街の屋根やさんのスタッフは、調査に必要な資格を取得しております!
お住まいの状況が気になる際には、まずは調査からご検討ください。
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