ガルバリウム鋼板屋根のメンテナンスは何をすればいい?
ガルバリウム鋼板屋根は軽量で丈夫、そして錆びにくい素材として多くの住宅で採用されるようになりました。
そのため「ほとんどメンテナンスがいらない」と思われることもありますが、実際には長寿命を維持するための定期的なケアが欠かせません。
今回はガルバリウム鋼板屋根がメンテナンスフリーだと誤解されやすい理由に加え、適切なメンテナンス方法について分かりやすくご紹介いたします。
ガルバリウム鋼板屋根がメンテナンスフリーだと誤解されやすい理由
ガルバリウム鋼板はアルミや亜鉛などの成分をめっき層に組み合わせた金属素材で、耐食性に優れています。
経年劣化による錆びに強いという評価が広まり、そのイメージから「手入れをしなくても大丈夫」という印象を持たれがちです。
実際のところ、ガルバリウム鋼板の耐用年数はおよそ25年以上と言われ、確かに一般的なスレート屋根材と比較しても長寿命です。
しかし、どれほど高性能な素材であっても、屋外で風雨や紫外線にさらされる以上、全く劣化しないわけではありません。
「錆びにくい」という性質は「錆びが発生しない」という意味ではなく、条件によっては錆が発生する場合もあります。
また、棟板金部分の釘の緩みや、飛来物による傷がきっかけで錆びが広がるケースも見られるため、メンテナンスが不要という認識は誤解であると言えるのです。
ガルバリウム鋼板屋根を長持ちさせるためには、数年ごとの点検と適切な補修が大切です。
その中でも代表的なメンテナンスが
「屋根塗装」です。
定期的に表面に保護膜を作ることで、紫外線による劣化や微細な傷から起こる錆びを抑えることができます。
近年では金属屋根の断熱性能を高めるための断熱塗料での塗装も人気が高まっています。
私たち街の屋根やさんは、特に評価の高い
「ダンネスト」をいち早く施工に取り入れていますので、実績が豊富です(^▽^)/
また、金属屋根で忘れてはならないのが
「棟板金」の点検です。
棟板金は金属を固定する釘が経年によって緩みやすく、放置してしまうと飛散や雨漏りにつながることもあります。
定期的に固定状態を確認し、不具合があれば早めに補修しておくことで、屋根全体を安全に保つことができます。
ガルバリウム鋼板屋根は性能の高さゆえに安心感がありますが、適切なメンテナンスを行うことでその魅力を最大限に引き出すことができます。
ガルバリウム鋼板屋根は高い耐久性を持つ優れた屋根材ですが、決して完全なメンテナンスフリーではありません。
定期的な点検や塗装、棟板金の補修などを行うことで、長期にわたって快適で安全な状態を維持できます。
将来的なトラブルを防ぐためにも、信頼できる専門業者に相談しながら、適切なメンテナンス計画を立てるようにしてみてはいかがでしょうか。
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