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近年注目を集める「シングル葺き」とは?特徴とおすすめのメンテナンス方法
近年の屋根リフォームでは「シングル葺き」と呼ばれる工法を耳にする機会が増えてきました。
アスファルトシングルは施工性が良く、柔らかな質感が洋風住宅によく合うなど、さまざまな理由から採用される場面が増えています。
しかし、比較的新しい屋根材であるため、メンテナンス方法を誤ってしまうケースも見受けられます。
今回は、シングル葺きの特徴から適切なメンテナンスまで、屋根リフォームの判断に役立つ情報をご紹介いたします。
アスファルトシングルは北米で広く普及した屋根材で、日本での本格的な採用が増えたのはここ十数年のことです。
ガラス繊維マットにアスファルトを含浸させ、その表面に細かな石粒を吹き付けて仕上げる構造を持ち、軽量で住宅にかかる負担が少ない点が大きな特徴です。
また、柔軟性があるため曲面の屋根にも対応しやすく、デザイン性の高さから外観にこだわる住宅でも多く選ばれています。
一方で、日本の風土では固定力や防水性を維持するための施工品質が非常に重要となるため、信頼できる業者選びが欠かせません。
アスファルトシングルのメンテナンスで注意したいのは、スレート屋根のように「縁切り」が必要ない点です。
柔らかい性質上、タスペーサーなどを挿入しても隙間を作れず、塗装を行うと内側の雨水の逃げ道がなくなってしまうため、雨漏りのリスクを高める恐れがあります。
表面の劣化も石粒がガードしていますので、基本的に塗装は推奨されません。
風によるめくれや破れ、石粒の剥がれが目立ってきた場合は、部分補修で収まらないことが多く、屋根全体の葺き替えを検討するのが安心です。
劣化が進んでいる場合は早めに専門業者へ相談されることをおすすめいたします。
シングル葺きの屋根はデザイン性や軽さが魅力ですが、塗装でのメンテナンスが難しい点には注意が必要です。
劣化の進み方を見極めるには、屋根の状態を丁寧に確認してくれる業者への相談が欠かせません。
そんなときは私たち街の屋根やさんにお任せください。
ご自宅の屋根がどのような状態か気になる方は、早めの点検で最適なリフォーム方法をご提案いたします。
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