瓦がずれていると言われたら要注意!訪問業者のリスクと正しい対処法
訪問業者や点検業者から「瓦がずれているので危険です」と言われ、不安を抱いた経験はありませんか。
屋根は普段見えない部分だからこそ、指摘の内容が本当なのか判断しにくいものです。
一方で、もし本当に瓦がずれている場合には、放置すれば雨漏りなどの深刻な被害に繋がることもあります。
この記事では、瓦のズレを指摘された時に考えられる可能性と、実際にズレていた場合に取るべき行動を屋根の専門家の視点からわかりやすく解説します(^▽^)/
屋根のプロでなければ高所はご自身で確認できないため、「瓦がずれている」と突然伝えられると不安を抱くのは当然です。
しかし、すべての指摘が正しいとは限りません。
中には、事実ではないのに不安を煽り、その場で契約を迫ろうとする悪質な営業も見受けられます。
特に飛び込みの訪問営業は、屋根に上がらずに外観だけを見て曖昧な表現で「ズレています」と告げる場合があります。
本当にズレがあるかどうかは、実際に屋根に上がって写真付きで状況を説明しなければ判断できません。
また、屋根に上られると見えない部分で瓦を破損させ、それを根拠として工事契約を提案してくる悪徳な業者も報告されています。そのため、急かすような口調や
強引な営業を受けた際には、すぐに契約する必要はありません。
まずは信頼できる別の業者に点検を依頼し、写真や動画を使った客観的な説明を受けることが大切です。
もし本当に瓦がずれていた場合、そのまま放置してしまうと様々なトラブルが発生します。瓦は一枚ずれるだけでも、そこから雨水が入り込みやすくなり、
屋根内部の防水紙(ルーフィング)が傷んでしまいます。
防水紙が劣化すると雨漏りが発生し、室内に水がまわることで木部の腐食につながる恐れもあります。
また、強風時にはずれた瓦が落下する危険があり、歩行者や車両への被害が発生する可能性も考えられます。
特に台風の多い地域では、瓦のズレは早期対処が欠かせません。
このように、瓦のズレは見た目だけの問題ではなく、建物の耐久性と安全性にも直結するため、放置しないことが重要です。
ズレている瓦を正しい位置に戻し、必要に応じて釘や銅線で固定したり、破損している瓦を差し替えたりと、最小限の工事で被害を防ぐことができます。
私たち街の屋根やさんでは、点検時に必ず写真を用いて現状を丁寧にご説明し、必要な工事をご案内しております。
原因や施工内容を明確にお伝えすることで、お客様が安心して判断できる環境づくりを大切にしています。
「本当にズレているのか知りたい」「応急処置だけお願いしたい」など、どんなご相談でもお気軽にお問い合わせください。
無理な営業は一切ありませんので、安心してご相談いただけるはずです。
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