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スレート屋根のカバー工法とは?必要なケースや費用相場を分かりやすく解説
スレート屋根は定期的に手を入れてあげることで長く使える屋根材ですが、劣化の進み具合によっては塗装だけでは十分に保護しきれない場合があります。
屋根材そのものの傷みや内部のルーフィングの劣化が疑われる際に選ばれる代表的な工事が「カバー工法」です。
ここでは、どのような状態のスレート屋根にカバー工法が適しているのか、また費用相場や人気の屋根材について分かりやすく説明いたします。
スレート屋根は軽量で扱いやすく、多くの住宅で採用されてきました。
しかし長年風雨にさらされることで、スレートそのものの防水性が低下し、表面のひび割れや反りが目立つようになります。
こうした劣化が進んだ状態では、塗装を行っても密着しづらく、期待した耐候性や防水性の回復が得られないことが多いです。
塗装でもうひと踏ん張りしたいと思っていても、素材が寿命を迎えつつある場合はカバー工法を検討した方が長期的には安心できます。
特に注意したいのが、屋根材の下にある
「ルーフィング(防水シート)」の劣化が想定されるケースです。
ルーフィングは見えない部分ですが、雨水の浸入を防ぐ非常に重要な役割を持っています。
このシートが経年で傷んでいると、
屋根材の隙間から入り込んだ雨水を防ぐことができません。
小屋裏の湿気や雨染みが見られる時は、内部の劣化が進んでいる可能性があるため、
屋根全体を包み込むカバー工法でルーフィングを新しくすることも効果的なんです。
カバー工法の費用相場は
税込877,800円~1,430,000円ほどが一般的です。
屋根の大きさや使用する屋根材により金額は前後しますが、既存屋根を撤去しないため、葺き替えよりも工期が短く、廃材処分費も抑えられる点が魅力です。
カバー工法に人気なガルバリウム鋼板・ジンカリウム鋼板
カバー工法で多く選ばれている屋根材は、軽量でサビに強い「ガルバリウム鋼板」と、石粒付きで高級感があり耐久性も備えた「ジンカリウム鋼板」です。
どちらも金属屋根として優れた耐候性があり、スレート屋根以上の軽さを持つため、構造への負担を最小限に抑えながら屋根全体をリフレッシュできます。
さらに、断熱材入りの屋根材や遮熱性の高いものを組み合わせることで、室内環境が改善することもあります。
屋根を一新するタイミングで、ライフスタイルに合わせた屋根材選びを行うと、より快適な住まいづくりにつながります。
私たち街の屋根やさんは、近年人気が高まっているジンカリウム鋼板製屋根材を用いた屋根カバー工法の施工経験も豊富ですので、まずは無料見積りをお気軽にご相談ください!
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