- HOME
- 現場ブログ
- ガルバリウム鋼板はメンテナンス不要?実は必要な理由とおすすめのメンテナンス方法
ガルバリウム鋼板はメンテナンス不要?実は必要な理由とおすすめのメンテナンス方法
ガルバリウム鋼板は「耐久性が高い」「錆びにくい」といった特長から、近年多くの住宅で採用されている人気の屋根材です。
しかし、「錆びに強い=メンテナンス不要」というわけではありません。
長く安心して住まいを守るためには、適切なメンテナンスが欠かせないのです。
この記事では、ガルバリウム鋼板にメンテナンスが必要な理由と、実際に行うべきお手入れ方法について詳しくご紹介します(^▽^)/
【答えます】高耐久なガルバリウムにメンテナンスは必要
「ガルバリウムはメンテナンスフリー」と誤解されることが多いですが、実際には定期的な点検や塗装メンテナンスが必要です。
ガルバリウム鋼板は、アルミニウム・亜鉛・シリコンで構成されたメッキ層によって錆びにくくなっていますが、これはあくまで
「錆びにくい」というだけであり、
「錆びない」わけではありません。
台風などで屋根材が傷ついたり、特に金属同士が接触する箇所に水が溜まったりすると、メッキ層が損傷して錆が発生することがあります。
また、
塩害地域や工業地帯では空気中の塩分・化学物質によって腐食が早まることもあるため、環境に応じたメンテナンス計画が大切です。
ガルバリウム鋼板のメンテナンスでは、錆び対策としての塗装工事が中心になります。
耐候性の高い塗料を塗り直すことで、金属表面を再び保護し、錆びによる腐食や色褪せを防ぐことができます。
特に10~15年を目安に塗装を検討するのが理想です。
すでに錆が発生している場合には、
ケレン(研磨)による下地処理を行い、錆をしっかりと除去してから塗装を行いますのでご安心ください!
この工程を丁寧に行うことで、錆びの再発を防ぎ、塗膜の密着性を高めることができます。
また、最近では断熱効果のある塗料を選ぶことで、屋根からの熱伝導を抑制し、室内の快適性を保つ効果も期待できます。
断熱塗料は太陽光による熱の伝達を抑えるため、夏場の冷房効率を高め、省エネにもつながるのが魅力です。
高耐久なガルバリウム鋼板であっても、定期的なメンテナンスは欠かせません。
とくに、錆びの発生を防ぐための塗装や、劣化部分の早期修繕が長寿命化のポイントになります。
私たち街の屋根やさんでは、屋根の状態に合わせた最適なメンテナンスプランをご提案しています。
「そろそろ塗装が必要かも?」と感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。
8:30~20時まで受付中!
0120-990-366