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アスファルトルーフィングの耐用年数はどのくらい?改質ルーフィングとの違いも解説
屋根の雨漏り対策というと屋根材そのものに注目されがちですが、実はその下に敷かれている「ルーフィング(防水シート)」が非常に重要です。
ルーフィングは、屋根材の隙間から入り込む雨水を防ぐ最後の砦ともいえる存在で、屋根の寿命を左右するといっても過言ではありません。
この記事では、アスファルトルーフィングの耐用年数や、街の屋根やさんが使用している高性能な改質アスファルトルーフィングについて詳しく解説します。
屋根材は風雨や紫外線にさらされるため、経年によってどうしても劣化していきます。
しかし、屋根内部に雨水が入り込まないよう守っているのが、屋根材の下に敷かれたルーフィング(下葺き材)です。
たとえ屋根材がひび割れても、ルーフィングがしっかり機能していれば、雨漏りを防ぐことができます。逆に言えば、
ルーフィングが劣化してしまうと、屋根表面に異常が見られなくても内部で雨漏りが進行している可能性があります。ルーフィングは目に見えない部分ですが、屋根の防水性能を根本から支える重要な部分なのです。
一般的な「
アスファルトルーフィング」は、アスファルトを原料とした防水シートで、多くの屋根工事で使用されています。
最も一般的なタイプの耐用年数は約8~10年程度。
屋根材よりも短いため、屋根リフォームの際には一緒に張り替えることが基本です。
代表的な製品には、
・田島ルーフィングの「Pカラー」・日新工業の「カラールーフィング」などがあります。
長期間の耐久性を重視するなら、改質アスファルトルーフィングの使用がおすすめです。
通常タイプの約2~3倍となる20~30年程度の耐用年数を誇り、上位グレードの「マスタールーフィング」では60年以上の耐久性を持つものもあります。
この改質タイプは、ゴムや合成樹脂を混ぜてアスファルトを改良しており、柔軟性と耐久性が高いのが特徴です。
温度変化にも強く、寒暖差の大きい地域や、屋根の勾配が緩い住宅でも安定した防水性能を維持できます。代表的な製品には、
・田島ルーフィングの「PカラーEX+」「ニューライナールーフィング」「マスタールーフィング」・日新工業の「カッパ23」「カッパ100」などが挙げられます。
多少コストは上がりますが、屋根の長寿命化を考えると改質アスファルトルーフィングの採用は非常に効果的です。
アスファルトルーフィングは、屋根の防水を守るうえで欠かせない重要な部材です。
標準タイプの耐用年数は8~10年ですが、改質アスファルトルーフィングなら20年以上の耐久性が期待でき、屋根の寿命を大きく延ばすことが可能です。
屋根リフォームの際は、屋根材だけでなくルーフィングの種類にも注目して選びましょう。
私たち街の屋根やさんでは、住宅に合ったルーフィング材をご提案し、長く安心できる屋根工事を行っております。まずはお気軽にご相談ください。
8:30~20時まで受付中!
0120-990-366