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コロニアル屋根の種類と特徴をわかりやすく解説|世代ごとの違いとメンテナンスのポイント
日本の住宅で多く採用されているコロニアル屋根。
施工しやすく、デザイン性にも優れていることから長年人気を保っています。
しかし、一口に「コロニアル」といっても、その素材や性能は時代とともに変化しており、種類によってメンテナンスの方法も異なります。
この記事では、コロニアル屋根の種類を三つの世代に分けて解説し、それぞれの特徴と注意点をお伝えします。
アスベスト含有時代のコロニアル(代表:ニューコロニアル)
1970年代から2000年頃までに製造されたコロニアルの多くには、アスベスト(石綿)が含まれていました。
アスベストは強度や耐久性を高める効果がありましたが、健康被害が問題となり、現在では使用が禁止されています。
これらの屋根材は非常に長持ちする一方、撤去や廃棄時に専門的な処理が必要です。
耐久性は40年近くと、アスベストの性能を強く発揮している強度を誇っています。また、砕いたりしなければ日々の生活において健康面での心配はほとんどありません。
ノンアスベスト初期のコロニアル(代表:パミールやコロニアルNEO)
2000年代初期に登場したノンアスベストタイプは、規制が入ったアスベストを抜いています。
しかし、初期の製品は耐久性が十分ではなく、層間剥離(表面がめくれる)などのトラブルが多く報告されています。
特に「
パミール」や「コロニアルNEO」は、現在でも不具合が確認されており、早めのメンテナンスやカバー工法によるリフォームが推奨されます。
逆に、コロニアルによく行われる塗装でのメンテナンスは効果が無いためNGです。
現在主流のコロニアル(代表:コロニアルグラッサやコロニアルクアッド)
最新のコロニアルは、耐候性や耐用年数がノンアスベスト時に比べ格段に向上しています。
特に
「コロニアルグラッサ」は、塗膜の劣化を防ぐ特殊コーティングが施されており、メンテナンス周期も長くなっています。
デザイン性にも優れ、戸建てからアパートまで幅広く採用されています。
どの世代のコロニアル屋根もメンテナンスやリフォームはお任せください!
どの世代のコロニアル屋根であっても、経年劣化により塗膜の剥がれやひび割れ、苔の発生などが見られるようになります。
定期的な点検や塗装による保護、必要に応じたリフォームは欠かせません。
特にノンアスベスト初期製品をお使いの場合、カバー工法や葺き替えを検討することが重要です。
街の屋根やさんでは、コロニアル屋根の世代や状態に応じた最適なリフォーム方法をご提案しています。
施工事例や実際の費用も公開しておりますので、屋根の種類が分からない場合や、リフォームのタイミングでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
8:30~20時まで受付中!
0120-990-366