縦葺き屋根の種類や特徴を解説!施工のポイントも紹介
住宅の屋根にはさまざまな工法がありますが、その中でも
「縦葺き屋根」は
金属屋根を中心に採用されることが多く、近年注目を集めています。
排水性に優れ、見た目もスタイリッシュであることから、新築やリフォームにおいて人気の選択肢となっています。この記事では、縦葺き屋根の基本的な特徴やメリット、
さらに代表的な種類についてわかりやすく解説します。これから屋根工事を検討している方はぜひ参考にしてください。
縦葺き屋根とは、屋根材を縦方向に取り付けていく施工方法のことを指します。
金属屋根に多く採用される工法で、屋根の頂上から軒先まで一直線に板金を配置するのが大きな特徴です。雨水がスムーズに流れるため排水性に優れ、横方向の継ぎ目がないので雨漏りリスクが少ないというメリットがあります。
さらに、シンプルでモダンな外観を演出できるため、近年の住宅デザインにもよく選ばれています。
また、金属を使用することで軽量化が実現し、地震対策としても安心です。
屋根の重さを抑えることは、住宅全体の耐震性を高めるうえで大切なポイントといえます。
縦葺き屋根にはいくつかの種類が存在し、それぞれに特徴があります。
代表的なのが「立平葺き」で、継ぎ目部分を折り込んで雨水が入り込まないようにする施工方法です。
シンプルな形状でコストパフォーマンスも高く、戸建て住宅や倉庫など幅広く使われています。
もう一つは「ハゼ葺き」と呼ばれる工法です。
こちらは板金を折り曲げて接合部を固定する方法で、風雨に強く、より高い防水性を確保できるのが特長です。
地域によっては積雪に対応する仕様として選ばれることもあります。
さらに、近年人気を集めているのが「嵌合式(かんごうしき)」の縦葺き屋根です。
専用の部材を用いて板金同士をはめ込み、施工性と防水性を両立した工法で、工期短縮や仕上がりの美しさに優れています。
用途や予算に応じて選べる点も魅力のひとつです。
縦葺き屋根はシンプルながらも高い耐久性と防水性を持つ、非常に優れた屋根工法です。
しかし、屋根は常に雨風や紫外線にさらされているため、正しい施工と定期的な点検が欠かせません。
もし屋根の劣化や不具合が気になる場合は、早めに専門業者へご相談ください。
私たち街の屋根やさんでは、縦葺き屋根をはじめとする各種金属屋根の施工・メンテナンスに豊富な実績があります。>>実際の施工の様子はこちらからご確認いただけます!お客様のご希望やご予算に合わせた最適なプランをご提案し、安心できる屋根リフォームをお届けいたします。
長く快適に住まいを守るために、ぜひ一度ご相談ください。
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