タスペーサーはどこに入れる?設置位置と正しい使い方を解説
屋根の塗装工事において使用されることの多い「タスペーサー」という部材をご存知でしょうか。
普段は目にする機会のない小さなパーツですが、実は雨漏りを防ぐためにとても重要な役割を担っています。
特に設置する位置が適切でなければ、本来の効果を十分に発揮できません。
この記事ではタスペーサーの基本知識から正しい設置方法、業者を選ぶ際の注意点まで詳しくご紹介します(^▽^)/
屋根塗装の現場でよく使われる「
タスペーサー」。
名前は耳慣れないかもしれませんが、スレート屋根の塗装メンテナンスに欠かせない大切な部材です。
この問題を防ぐのが
「縁切り」と呼ばれる工程で、タスペーサーはその縁切りを簡単かつ確実に行うための道具として活用されています。
小さな樹脂製のパーツを屋根材の重なり部分に差し込むことで
均等な隙間を作り、雨水がしっかりと排出できる状態を保ってくれるのです。
タスペーサーは屋根全体にランダムに入れるわけではなく、適切な位置に計画的に設置する必要があります。
でなければ見積もり金額に含めることが難しくなりますし、縁切りとしての効果も発揮できなくなってしまいます。
基本的にはスレート屋根1枚につき2カ所程度を配置していくのが一般的です。
この配置によって、屋根全体の通気性と排水性が確保されるのです。
設置の位置や数は屋根の勾配や状態、使用する塗料の種類によっても変わるため、現場ごとに調整されます。
大切なのは「均等に適切な間隔で設置すること」であり、これができていないとタスペーサーの役割を十分に果たせません。したがって、施工実績が豊富な業者に依頼することが何より安心につながります。
残念ながら、一部の業者の中にはタスペーサーの重要性を軽視し、縁切りを行わないまま塗装を進めてしまうケースもあります。
その場合、塗装直後はきれいに見えても、数年で雨漏りや内部の腐食が起こり、大掛かりな修繕が必要になることもあります。
こうしたトラブルを避けるためには、事前の打ち合わせで「縁切りはどのように行いますか?」と質問してみることが有効です。
業者が具体的な方法やタスペーサーの使用について説明できるかどうかで、信頼度を判断できます。
また、業者の公式サイトに掲載されている施工事例を確認するのも一つの方法です。
縁切りやタスペーサーに触れている事例があれば、その業者が正しく理解し施工している証拠となります。
大切なお住まいを守るために、ぜひ施工前の確認を怠らず、信頼できる業者に依頼するよう心がけてください。
私たち街の屋根やさんの
施工事例ページでも、屋根塗装工事の詳細な写真の記録などをご覧いただけます(^▽^)/
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