屋根材には数多くの種類がありますが、日本の伝統的な屋根といえば「瓦」、そして近年急速に人気を高めているのが「ガルバリウム鋼板」です。

どちらも優れた特徴を持ちながらも、住宅のライフスタイルやメンテナンスの考え方によって選ばれる傾向に違いがあります。

この記事では瓦とガルバリウムを比較し、それぞれのメリット・デメリットを整理しながら、リフォームで選ばれる理由についてご紹介していきます。

瓦とガルバリウムを徹底比較

主流な屋根材といえば、日本古来の「瓦屋根」と、近年主流になりつつある「ガルバリウム鋼板屋根」、そしてスレートです。

どれも長所がありますが、その特徴を理解しておくことがリフォームでの屋根材選びに役立ちます(^▽^)/

瓦屋根

瓦屋根は、重厚感があり高級感を演出できるのが魅力です。

耐久性も非常に高く、適切なメンテナンスを行えば60年は使用できる屋根材といえます。

また、断熱性や遮音性に優れており、夏の暑さや冬の寒さから室内を守る効果もある程度期待できます。

ただし、重量が大きいため建物への負担がかかりやすく、耐震性の面では弱点となる点もあります。

ガルバリウム鋼板

一方のガルバリウム鋼板は、金属屋根の中でも特に耐食性に優れた素材を用いた屋根材です。

瓦と比較すると非常に軽量で、建物全体の負担を軽減できます。

施工性にも優れているため、カバー工法によるリフォームにも多く使われています。

近年はデザインのバリエーションも豊富になり、和風・洋風どちらの住宅にも調和する外観を実現できる点も人気の理由です。

現在ではガルバリウム鋼板がダントツ人気の理由

数ある屋根材の中でも、現在ではガルバリウム鋼板が圧倒的な支持を集めています。

その大きな理由のひとつが耐震性の高さです。

瓦に比べて重量が軽いため、地震発生時に建物への負担を大幅に軽減でき、屋根材の脱落リスクも抑えられます。

特に東日本大震災後の日本ではガルバリウム鋼板を始めとした金属屋根材の需要が高まりました。

さらに、ガルバリウム鋼板は耐久性にも優れているのが特徴です。

特殊なメッキ加工により、錆びにくく長期間性能を維持できます。

塗装によるメンテナンスを行えば、30年以上の寿命を期待できる場合もあります。

瓦のように一部がずれて落下する心配も少なく、強風や台風が多い日本の気候に適した屋根材といえるでしょう。

屋根リフォームでも選ばれやすいのはガルバリウム鋼板です

リフォームの現場でも、ガルバリウム鋼板を選ぶ方は年々増えています。

既存の屋根材の上から施工できるカバー工法にも適しており、工期短縮や廃材処分の削減にもつながります。

もちろん、瓦屋根ならではの風格や重厚感に魅力を感じる方も多く、好みに応じて選ぶことが大切です。

しかし、総合的なバランスを考えると、メンテナンス性や耐震性に優れるガルバリウム鋼板の人気は今後も続くと考えられます。

屋根リフォームをご検討の際には、ご自身の住まいの状況や将来的な維持管理のしやすさを踏まえたうえで、最適な屋根材を選ぶことが重要です。

私たち街の屋根やさんは瓦・ガルバリウム鋼板のどちらにも豊富な施工経験がありますので、両方の視点から最適なリフォームについて考えることができます(^▽^)/

ぜひ無料見積りなどご依頼ください！