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雨どいは本当に必要？役割と設置しないリスク、よくあるトラブルも解説！

雨樋（あまどい）に問題が生じると、その修理費は意外と大きなものとなるため、「いっそのこと雨樋は不要なのでは？」と必要性について疑問を持つ機会があるかもしれません(-_-；

ですが、住宅にとって雨樋は見落とされがちですが非常に重要な役割を担っている設備です。

普段の生活では役割やメリットを感じにくい雨樋の必要性について、本ページでは詳しく解説していきます。

雨樋は本当に必要なの？

雨樋の主な役割は、屋根に降り注いだ雨水をスムーズに集め、地面や下水へと誘導することにあります。

雨樋を設置しないデメリットとは

万が一、雨樋を設置していなかった場合や破損して正常に機能していない場合には、さまざまなデメリットが発生します。

屋根から直接雨水が流れ落ちてしまうと、地面に跳ね返った水が外壁を汚したり、基礎部分の劣化を招いたりする原因となります。

さらに、泥跳ねやコケの発生、外壁のひび割れといったトラブルを引き起こしやすくなるため、雨樋の存在は家全体を守るうえで欠かせません。

また、一番感じやすいデメリットは雨音が落ちてくる音になります。

かなり大きな音になり、ご自身だけではなく周囲への騒音トラブルに繋がってしまう可能性もありますので、雨樋は重要な役割を担っていると言えるでしょう。

雨樋で発生しやすいトラブルと解決方法

雨樋は屋外に常にさらされているため、風や落ち葉、雪などによってトラブルが起こりやすい箇所でもあります。

ここでは、よくある問題とその解決方法についてご紹介します。

雨樋の詰まり

雨樋内部に落ち葉やゴミ、砂埃などが溜まることでスムーズに排水できなくなる状態です。

これを放置すると、雨水があふれて外壁や地面を傷める原因となります。

【対策】

定期的な雨樋清掃を行うのが効果的です。

高所作業となるため、無理をせず業者に依頼するのがおすすめです。

また、落ち葉除けネットの設置によって、詰まりの原因となるゴミの侵入を防ぐことも可能です(^▽^)/

雨樋清掃の費用相場は33,000円～、落ち葉除けネットの設置は4,500円～/mとなります。

雨樋の破損

台風や積雪などで雨樋が外れたり、ひび割れたりすることがあります。

また、最近多いのは雹による破損です(-_-；

この状態では雨水が適切に排水されないため、早めの修理が必要です。

【対策】

破損部分の雨樋交換工事を行います。

部分交換で済む場合もありますが、劣化が進んでいる場合は全面交換も視野に入れておきましょう。

また、自然災害が原因による雨樋破損は火災保険が適用できる可能性もありますので、加入している保険会社に連絡を入れてみることをお勧めします。

街の屋根やさんでは、雨樋の点検から修理・交換まで幅広く対応しています(*^^)v

雨樋交換の費用相場は全交換の場合約10万円～60万円（＋足場代20万円程度）となります。