瓦屋根のメンテナンス費用とは?漆喰補修から葺き替えまでの相場と工事内容を解説
「瓦屋根のメンテナンスって何をするの?」
瓦自体は耐久性に優れていますが、周辺の部材や下地材は経年劣化が進行するため、定期的なメンテナンスが必要です。
今回は瓦屋根のメンテナンスについてしっかりとお答えさせていただきます!

瓦屋根のメンテナンスとは?
瓦屋根のメンテナンスと一口に言っても、その内容は多岐にわたります。
ここでは主に行われメンテナンスを3種類に分け、その方法についてご紹介します。
漆喰のメンテナンス
瓦を固定している棟部分などには、漆喰(しっくい)と呼ばれる白い接着材が使用されています。
この漆喰は風雨や紫外線により10~20年程度で劣化し、ひび割れや剥がれが見られるようになります。
劣化した漆喰を放置すると、棟瓦のズレや落下、土台の土の流出による崩れやすさ、そして雨漏りの原因になってしまいますので、定期的な補修が重要です。
※費用は後ほどご紹介いたします(^▽^)/

瓦自体の補修
瓦そのものは耐久性に優れており、50年以上使用できるケースもありますが、台風や地震、強風などによってズレ・割れ・欠けが生じることもあります。
1枚の破損を見逃すと、そこから雨水が浸入し、内部の下地を早期に劣化させてしまう恐れがあります。
瓦の点検・差し替えは早めの対応が望ましいです。
※費用は後ほどご紹介いたします(^▽^)/

下地を含めたリフォーム
瓦の下には、防水シート(ルーフィング)や野地板といった重要な下地材があります。
これらは瓦ほどの耐久性がなく、新築時に使用されるものの多くが20~30年程度で劣化するため、瓦はそのままで下地のみを交換する「葺き直し工事」や、築年数を考慮して軽量な金属屋根へ葺き替えることがあります。
※費用は後ほどご紹介いたします(^▽^)/
それぞれの費用をご紹介
瓦屋根のメンテナンスにかかる費用は、補修内容や屋根の面積によって異なります。
代表的な工事の費用相場を以下にご紹介します。
漆喰の補修は漆喰詰め直し

棟全体の詰め直し工事になると税込 88,000円~330,000円程度が費用の相場となります。
瓦の差し替え・補修
瓦1枚あたりの差し替え費用は税込 33,000円~55,000円程度が一般的です。
ただし、割れが複数箇所ある場合や足場の設置が必要なケースでは、10万円以上となることもあります。
葺き直し工事
既存の瓦を再利用し、下地材のみを新しくする工事の費用は、税込924,000円~1,595,000円程度が相場です。

葺き替え工事(瓦→新しい金属屋根)
瓦をすべて撤去し、新しい屋根材へと交換する場合の費用は税込1,097,800円~2,200,000円程度です。
瓦の撤去費用や新しい屋根材のグレードによって変動します。

まとめ
瓦屋根は非常に長寿命な屋根材ですが、それを活かすには定期的なメンテナンスが不可欠です。
特に漆喰や下地の劣化は、瓦本体が健在でも雨漏りや構造腐食につながるため、早めの点検と補修をおすすめします。
費用を抑えながら安全に住み続けるためにも、まずは信頼できる業者による無料点検から始めてみてはいかがでしょうか(^▽^)/
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