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スレート屋根リフォーム完全ガイド|カバー工法・葺き替え・塗装の違いと費用相場を解説
スレート屋根は比較的コストパフォーマンスの良い屋根材として、一般住宅にも広く使われている屋根材です。
しかし、経年劣化や天候の影響により、定期的なメンテナンスやリフォームが必要となります。
スレート屋根のリフォーム方法は主に「屋根カバー工法」「屋根葺き替え工事」「屋根塗装」の3つがあり、それぞれ特徴や費用相場が異なります。
今回は、それぞれの工事内容と目安となる費用について詳しくご紹介します。
屋根カバー工法とは、既存のスレート屋根を撤去せず、その上から新たなルーフィングと屋根材を被せる工法です。
主に軽量な金属屋根材
(例:ガルバリウム鋼板・ジンカリウム鋼板)を使用することで、建物への負担を抑えながら屋根の防水性・断熱性を高めることができます。
この方法では既存屋根を撤去しないため、葺き替え工事よりも工期が短く、廃材処理費も抑えられるのがメリットです。ただし、下地の劣化が進んでいる場合には適用できないケースもあるため、事前の点検が重要です。
費用相場:約100万円~150万円(30坪・屋根面積60㎡程度)
屋根葺き替えは、既存のスレート屋根材や下地材をすべて撤去し、新たな下地材・屋根材と交換する工法です。
屋根構造を一新するため、雨漏りや下地の腐食といったトラブルの根本的な解消につながります(^▽^)/
また、
軽量な金属屋根へ葺き替えることが多く、耐震性の向上やスレート以上の耐久力を獲得できる点も葺き替えの魅力です。
初期費用は高めですが、長期的に見れば安心感が大きい工事内容です。
費用相場:約110万円~220万円(30坪・屋根面積60㎡程度)
使用中のスレートにアスベストが含まれている場合、解体や処分時に健康被害が発生しないよう特別な処理が必要となります。
そのため、ノンアスベストのスレートよりも撤去・処分費用は「4,000円~/㎡」ほど通常価格に上乗せされることが多いです。
屋根塗装は、既存のスレート屋根に塗料を塗り直して防水性や美観を回復させる工法です。
色褪せや軽微な劣化が見られるタイミングで行うことにより、スレートを良好な状態で保ちやすくなります。
ただし、
屋根材自体のひび割れや反りが進行している場合、塗装では問題の解決に至らず、傷みの状況によっては塗装の意味があまりないと判断されます。費用相場:約40万円~90万円(30坪・屋根面積60㎡程度)
一部のノンアスベストスレートは耐久性に問題があるため、築10年~15年の塗装に適した時期とされる場合でも塗装はNGとされています。
せっかく塗り替えてもすぐに劣化が進行してしまいますので、前述でご紹介したリフォームが最適な解決方法となります(^▽^)/
スレート屋根の状態や築年数によって、最適なリフォーム方法は異なります。
ご自宅の屋根に合った施工方法を選ぶためには、まず専門業者による点検と診断を受けることが大切です。
私たち街の屋根やさんは、今回ご紹介した全てのリフォームに幅広い経験がありますので、まずは施工事例などをご確認いただき内容をチェックしてみてください(*^^)v
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