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【初心者ガイド】スレート瓦の特徴や知っておきたいメリット・デメリット
お住まいの屋根にスレート瓦を使用しているという方は非常に多くいらっしゃいます。
長らくの間、金属屋根材や粘土瓦を抑え、シェア率トップの屋根材がスレートだったため、多くの住宅でスレートが採用されているのです(^▽^)/
そんなスレート瓦がメンテナンスやリフォームの時期に差し掛かり、改めてどんな特徴があるのか、今後使用し続けることにメリットやデメリットはあるのかといったことが気になってはいませんか?
今回は初心者ガイドとして、スレート瓦についてご紹介していきたいと思います(*^^)v
スレート瓦とは、セメントと繊維素材を主原料として板状に成型された屋根材で、
「化粧スレート」と呼ばれることが多いです。
施工のしやすさやコスト面など様々な理由で、戸建て住宅を中心に幅広く使用されています。
化粧スレート自体には雨水を弾いたり、高い耐候性が備わっている訳ではありません。
表面を塗膜で保護して防水性や耐候性を維持することにより、丈夫な状態を保ちやすくしているのです(^▽^)/
そのため、定期的なメンテナンスとしては屋根塗装が推奨されます。
>>屋根塗装の流れやメリットなどの完全ガイドはこちら!
化粧スレートは比較的安価に導入できる屋根材でありながら、25年~30年ほどの耐久性も備えているため、コストパフォーマンスに優れています。
リフォーム時の費用を抑えたい場合でも選ばれやすいです。
国内での施工実績が多く、扱いに慣れている業者が多いため、点検やリフォームの相談がしやすいのも大きな利点です。
また、
対応可能な業者が多い分、相見積もりや比較検討もしやすく、安心して依頼することができます。 どの業者も現在はサイトで
施工事例を公開していることが多いため、そこでご自身と似た条件でのスレート屋根工事を行ったケースも見つけやすいこともメリットの一つです。
スレート瓦は陶器瓦などと比べると軽量で、建物にかかる負担が少ないため、耐震性の面でも優れています。
屋根の重量が軽くなることで、地震時の揺れの影響も軽減されるというメリットがあります(*^^)v
先ほどはコストパフォーマンスが良いとご紹介しましたが、施工後の使用期間では他の屋根材に比べてメンテナンスコストがかさみやすいというデメリットがあります(-_-;
化粧スレートは表面の塗装によって防水性を保っているため、10年~15年を目安に塗装メンテナンスが必要です。
塗膜が劣化すると雨水を吸収しやすくなり、屋根材そのものの寿命を縮めることにもつながります。
また、台風時などでは飛来物との衝突により割れてしまうこともあるため、その修繕なども行います。
そのため、長期的には定期的なメンテナンス費用が発生する点は把握しておく必要があります。
近年では、化粧スレートよりも軽量で耐久性が高く、メンテナンス頻度も少ないガルバリウム鋼板などの金属屋根材が注目されています。
冒頭でご紹介した屋根材のシェア率においても、
現在は化粧スレートではなく金属屋根材がNo1となっています。
金属屋根材と比較すると、化粧スレートはどうしても耐用年数やメンテナンス性で劣る面があります。
事実、長期的な維持コストや性能を重視する方には、化粧スレートよりも金属屋根材の方がオススメとなります。
リフォーム時の価格だけを比べるとスレートの方が安く済みますが、その後の維持費なども考慮すると、金属屋根材が決して高い選択とは言えないのです。
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