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垂木の間隔はなぜ決まっている?屋根リフォーム前に知っておきたい基礎知識!
垂木(たるき)とは、屋根の骨組みを支えるために設置される長い部材のことを指します。
屋根の上に設置される野地板(のじいた)を支える役割を持っており、屋根全体の強度を左右する非常に重要な部材です(^▽^)/
そんな垂木、実はどの建築業者であっても間隔がある程度決まっていたりします。
その理由などを簡単にご紹介いたします(^▽^)/
垂木は屋根の勾配に沿って設置され、建物の荷重や風圧、積雪などの外部からの力を受け止めながら、均等に分散する役割も担っています。
屋根材の重さや耐震性にも大きく関わるため、垂木の設計や施工には細心の注意が求められます。
リフォーム時、例えば屋根の葺き替えなどを行う際にも垂木の状態は確認され、必要であれば補修・補強されることになります。
住宅に使用される垂木の間隔は、一般的に455mmに設定されています。
※建物の設計条件や、使用する屋根材の種類、地域によっては垂木間隔が303mmにされていることもあるようです。
垂木の間隔が統一されていることで、屋根に取り付ける野地板や、最終的に葺かれる屋根材(スレート、瓦、金属屋根など)の施工も効率よく、無駄なく行うことが可能になります。
特に、近年主流になっている軽量な金属屋根や、化粧スレート瓦などは、
標準的な455mm間隔に設計されていることが多いため、リフォームや新築時もこの基準を基に施工されるのが一般的です。 特にリフォーム時には既存の野地板が丈夫なら、その上に新しく野地板を増張りして屋根を施工することが多いため、内側の垂木は見えません。
その垂木に釘やビスで建材を固定していくために、ある程度の間隔が決まっていた方が施工もしやすくなるのです(^▽^)/
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