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化粧スレート瓦とは?特徴・寿命・メンテナンス方法まで解説【費用相場も紹介】
化粧スレートとは、セメントに繊維素材を混ぜて板状に成形し、表面が塗装によって仕上げられている屋根材のことを指します(^▽^)/
「スレート」と呼ばれることもありますが、天然石のスレートとは異なり、人工的に作られたものを特に「化粧スレート」と呼んでいます。
スレート瓦とも表現されることもあり、業者によっても呼び方が異なるため、混乱しやすい化粧スレートについて今回はご紹介していきたいと思います(*^^)v
日本では特に住宅用の屋根材として幅広く使われ、現在の戸建て住宅のかなりの数が化粧スレート屋根となっています。
化粧スレートは、軽量かつ施工しやすい点が大きな特徴です。
和瓦と比べると軽かったため、建物への負担が少なく、耐震性にも優れていることから長らくシェア率トップを走り続けていました。
現在はより軽量で耐久性の高い金属屋根材がシェア率のトップとなっています。
以前は初期のノンアスベストスレートが耐久面で問題を抱える商品があったりもしましたが、現在販売されている主流の
「コロニアルグラッサ」「コロニアルクァッド」などは
25年~30年近い寿命を持つとされています(^▽^)/
業者によって「コロニアル」や「カラーベスト」とも呼ばれることがあるスレート。
少し複雑ですが、「コロニアル」はスレート商品のシリーズ名である「カラーベスト」の内の商品名の一つです。
そのコロニアルがあまりにも普及率の高いものだったため、スレート屋根一般をさす言葉としてシリーズ名と合わせ、定着していったという背景を持っています。
【メリット】
・軽量で耐震性に優れる(瓦屋根と比較した場合)
・施工性が高く工事費用が比較的安価
【デメリット】
・表面塗装の劣化により防水性能が低下する
・割れやすい性質があり、台風や地震で破損することがある
・10~15年ごとにメンテナンス(塗装など)が必要
このように、コストパフォーマンスに優れる一方、適切なメンテナンスを怠ると耐久性が大きく低下してしまう点に注意が必要です。
では、化粧スレートに必要なメンテナンスとは一体どのようなものなのでしょうか?
化粧スレート瓦を長持ちさせるためには、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
特に重要なのは、屋根塗装です。
化粧スレートの表面は、工場出荷時に施された塗装によって防水性や紫外線への耐性が保たれています。
しかし、経年劣化により塗膜がはがれると、防水性が低下し、スレート本体が雨水を吸収しやすくなります。 吸水したスレートは乾燥と浸水を繰り替えすことで強度が落ち、ひび割れや反り、苔・カビの発生といったトラブルを引き起こす原因になります。 そのため、築10年~15年を目安に一度屋根の点検を行い、必要に応じて再塗装を施すことが推奨されています(^▽^)/
色あせや細かなひび割れが見られた場合は、早めの対策として塗装を検討するようにしてください。
すでに劣化が進みすぎている場合には、塗装だけでなく
「カバー工法」や「葺き替え工事」など、大がかりなリフォームが必要になることもあります。
私たち街の屋根やさんでは、塗装メンテナンスからカバー工法・葺き替え工事などのリフォームまで幅広く対応しております(^▽^)/
▼スレート屋根塗装関連工事 費用相場屋根塗装:税込484,000円~880,000円屋根カバー工法:税込877,800円~1,430,000円屋根葺き替え工事:税込1,097,800円~2,200,000円
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