コロニアル屋根に必要な勾配が決まっているって本当?屋根勾配の重要性
住宅の屋根リフォームや新築を考える際、屋根の勾配はとても重要なポイントです。
実は屋根には必要最低限の勾配が定められており、屋根材ごとにその値は変わってきます。 そこで今回は住宅屋根の中でも多い
「コロニアル屋根」を中心に、屋根勾配の重要性や必要な勾配数などをご紹介していきます(^▽^)/
とりわけ重要なのは、「これ以上の傾斜はつけるようにしてください」といった意味で設けられている必要最低勾配です!
勾配が緩すぎる場合、雨水の排水がうまくいかなくなります。
溜まりやすくなった雨水が屋根材のすき間から浸入しやすい環境となり、次第に下地材を傷めていくことで雨漏りのリスクが高くなってしまうのです。
そのため、屋根材ごとに防水面で問題のない勾配が定められているのです。
では、コロニアル屋根(スレート屋根)を採用する場合、どのくらいの屋根勾配が必要なのでしょうか?
答えは、最低でも3寸勾配が必要とされています(^▽^)/
コロニアル屋根は瓦よりも軽量かつ安価な屋根材として多くの住宅に採用されていますが、
セメントの素材自体に「吸水性」があるため、排水性能が低い勾配では水が溜まりやすく、雨漏りリスクが高まってしまいます。
そのため、メーカーの施工基準でも「3寸未満の勾配では使用できない」とされているケースがほとんどです。
コロニアル屋根から金属屋根へのリフォームを検討されている方も多いでしょうから、
「金属屋根に必要な勾配数」も気になりますよね。
実は
葺き方によって必要最低勾配は異なります。
▼必要最低勾配・縦葺き:1寸以上・横葺き:2.5~3寸以上
縦葺きは雨水が流れやすい特徴があるため、1寸以上の勾配でも問題がないのですが、横葺きの場合にはコロニアルと同程度の傾斜を必要とします。
問題のないコロニアル屋根であれば3寸以上となっているはずですので、どちらの葺き方の金属屋根を選択してもリフォームは可能です。 そのため、注意したいのは縦葺きから横葺きへのリフォームを検討する場合でしょう。
現状で縦葺きの金属屋根が採用されており、デザイン性が高いとされる横葺き屋根を検討する際には、勾配に問題がないかを事前に診断してもらうことが重要です。
私たち街の屋根やさんでは、工事のご提案時に既存の勾配も考慮しながら最適なプランをお伝えさせていただいております(^▽^)/
葺き替え工事は
約110万円~220万円が目安の価格帯となります。お見積もりは無料ですので、ぜひ屋根のリフォームについてご相談ください(^▽^)/
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