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アスベスト含有のカラーベストの処分費はどれくらい?相場やアスベスト調査について
既存の
カラーベスト(スレート・コロニアル)屋根のリフォームでガルバリウム鋼板への葺き替え工事を検討する際、費用を大きく左右するポイントがアスベスト含有の有無になります。
業者に相談をしてみたところ、
「アスベストが入っているタイプなので葺き替えだと高くなる」と伝えられ、アスベストを含まない場合の差などを確認した上でリフォームを検討したいケースもあるかと思いますので、費用について詳しくお伝えしていきます(*^^)v
アスベスト(石綿)を含むカラーベスト屋根の撤去・処分費用の相場は、「約7,000円/㎡」です。
一方で、ノンアスベストのカラーベストの場合は「約3,000円/㎡」と、比べてみると大きな差がありますね(-_-;
この金額の差は撤去や処分方法の違いに由来しています。
カラーベストは葺き替えで屋根から撤去する場合、砕けてしまったり割れることが想定されます。 その粉じんにアスベストが含まれていると、作業員やお客様、周辺の住宅へ健康被害の恐れが出てしまうため、撤去や処分には特別な手間を必要とするのです。
この通常とは異なるプロセスが、
アスベストを含んだカラーベストとそうでない場合の価格差に繋がっています。
そのため、
カラーベスト屋根のリフォームを計画する際には、まずは既存屋根材の成分調査を行い、アスベストの有無を明らかにしておく必要があります。
かつてアスベストは、「耐久性を向上させる」「断熱性・耐火性に優れる」建材として、さまざまな住宅資材に含まれていました。
屋根材としても1960年代から2000年代初頭まで広く使用されており、特にカラーベスト(スレート)にはアスベストを混入して強度を高めていたのです。
耐用年数を伸ばせることに加え、アスベスト自体が安価で入手可能だったことで、建築の分野では重宝されていた素材とも言えます。
しかし、アスベストは長期間吸引することで
健康被害を引き起こす恐れがあることが明らかになり、
2004年、2006年と段階的に建材への使用が大幅規制(実質的な全面禁止)されました。
それ以前に施工された住宅では、未だにアスベスト入りのスレート屋根が残っている可能性が高いため、屋根リフォーム時には事前の調査と判断が必要になるのです。
カラーベスト(スレート)屋根のリフォームを行う場合には、必ず事前の
アスベスト調査を行います(^▽^)/
これは法律でも定められており、
2023年10月以降は専用の資格を持っていなければ調査を行えないというルールも追加されました。
私たち街の屋根やさんは、アスベスト調査用の資格を保有し、しっかりと診断が可能なスタッフが調査とお見積もり作成にお伺いしておりますので、ご安心してお問い合わせいただければと思います(*^^)v
8:30~20時まで受付中!
0120-990-366