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現場ブログ
DIYでのスレート屋根塗装を推奨できない理由や、安全面・施工面でのリスクをご紹介！

　ウッドデッキの塗装など、DIYが趣味という方は塗装メンテナンスの必要な場所をご自身で塗り替えているという方も多いでしょう。

　ですが、屋根塗装は高所や広範囲の面積を塗る必要があるため、「自分でやっても本当に問題は無い？」と気になるのではないでしょうか。

　結論から申し上げますと、DIYでの屋根塗装は大変危険と言えます。

　今回はその理由をいくつかご紹介いたしますので、参考までにぜひチェックしてみてください(*^^)v

DIYでの屋根塗装をお勧めできない理由

　屋根塗装に関しては、専門業者に依頼することを強くお勧めします。

　その理由は主に「安全面のリスク」と「仕上がり・耐久性の差」にあります。

安全面のリスクについて解説！

　まず、最も深刻な問題は安全性です。

　スレート屋根は滑りやすく勾配もあるため、一般の方が安全に作業するには非常にリスクが高い環境となります。

　「そんなに滑りやすいの？」と思われるかもしれませんが、塗装が必要なスレートは防水性が低下していることが多く、水分を含むことで汚れが落ちにくくなったり、コケが繁殖しやすくなります。

　その状態では一見湿っていなくてもズルっと滑らせ、そのまま地面へ滑落してしまう危険性を伴うのです(-_-；

　いくら屋根上の作業に慣れたプロであっても、高所の屋根塗装工事は足場を組んで安全性を確保しています。

　屋根の上での作業中にバランスを崩したり、足を滑らせて転落してしまう事故も少なくありません。

　プロの業者は安全帯や足場の設置、転落防止措置を講じながら作業を行いますが、これらを個人で準備することは現実的には困難です。

その他の見落としがちな滑落リスク

　滑るだけではなく、スレート屋根は「割れ」にも十分な注意が必要となります。

　単純に劣化して割れやすくなっていたり、一部のスレート材は築10年前後で割れやすいという問題を抱えていることがあり、踏んだ場所が割れてそのまま落下してしまうことも考えられるのです。

　そのため、業者はスレートの種類を熟知し、本当に歩いても問題がないかなどを判断しています。

　問題のあるノンアスベストスレートに多く見られる症状であり、その場合は塗装自体もメンテナンス効果は発揮できないため、無意味とされています。

施工品質の確保が難しい理由

　スレート屋根の塗装には、適切な下地処理、ひび割れ補修、高圧洗浄、シーラー（下塗り）、中塗り、上塗りといった工程が必要であり、いずれも省略できない重要なステップです。

　どれか一つでも不十分であれば、塗装の耐久性が落ち、わずか数年で剥がれや色褪せ、再塗装が必要になるリスクが高まります。

　また、足場がないと軒先などを塗ることが難しくなり、丁寧な作業が行えないという点も施工不良の原因となりやすいです。

　さらに、縁切り（えんきり）処理の重要性も見逃せません。

　スレート屋根では、塗装によって屋根材の重なり部分が塞がれることで、水が逃げ場を失い、内部に滞留してしまうことで雨漏りに繋がるリスクがあります。

　対策として、縁切り作業（またはタスペーサーの設置）が必要ですが、これを知らずに塗装をしてしまうと、施工後に間接的な雨漏り原因となってしまうこともあるのです。

まずは屋根塗装の費用を知ってみませんか？

　「自分でやるのは不安だけど、業者に頼むと高そう…」と感じている方も少なくないでしょう。

　ですが、これまでご説明してきたリスクを考えると、業者に頼むことが安全面・施工面にとっては非常に重要な選択となります。

　そのため、まずは無料診断、お見積もり作成で実際にどれくらいの金額が掛かるのかを確かめてみましょう(^▽^)/

　私たち街の屋根やさんでは、無料での現地調査とお見積りのご相談を承っております！