瓦が落ちたらどうする?原因・リスク・修繕方法を解説!
屋根の瓦が落ちているのを発見したとき、どう対処すればよいか悩む方も多いでしょう。
瓦は屋根の防水性を保つ大切な役割を担っており、放置すると雨漏りや建物の劣化につながります。
特に強風や地震の後には、瓦がズレたり落ちたりするケースが増加します。
本記事では、瓦が落ちる原因やリスク、修繕方法、そして予防策としての点検の重要性について解説します。
瓦が落ちる主な原因として、以下のようなものが考えられます。
1. 経年劣化
瓦そのものは耐久性が高いですが、棟瓦を固定する漆喰や銅線は年数とともに劣化します。特に築20年以上の屋根では、定期的な点検が必要です。
2. 強風や台風の影響
台風や突風によって瓦が浮いたり飛ばされたりすることがあります。特に、固定が弱くなっている屋根は被害を受けやすいです。
3. 地震による影響
地震の揺れによって瓦がズレたり落ちたりすることがあります。瓦は重く重心が高くなるため、地震の影響を受けやすいです。
瓦が落ちると、次のようなリスクが発生します。
1. 雨漏りの発生
瓦が落ちることで屋根の防水性が低下し、雨水が建物内部に侵入してしまいます。これにより、天井や壁にシミができたり、木材が腐食する可能性があります。
2. 人的・物的被害
落下した瓦が通行人や車両に当たると、大きな事故につながる可能性があります。特に、強風時や地震の後は注意が必要です。
3. 修理費用の増大
瓦の落下を放置すると、被害が拡大し、大規模な修繕工事が必要になることがあります。早めの対応がコストを抑える鍵です。
すでに雨漏りが起きている場合には、瓦の下に敷かれている防水紙というシートが破れている可能性が高いです。
その場合は下地や防水紙ごと補修しなければならないため、屋根葺き替え工事が必要になります。
屋根の葺き替え工事とは、既存の瓦や下地材をすべて撤去し、新しい屋根材に交換する工事のことです。
*状況によっては、下地のみ補修し既存の瓦屋根をもとに戻す屋根葺き直し工事という選択肢もあります。
雨漏りが発生している場合、屋根の下地である「野地板」や「防水シート」が劣化している可能性が高いため、単なる瓦の補修では根本的な解決にならないことがあります。
そのため、屋根全体を新しくする葺き替え工事が有効です。
瓦が落ちる原因には、経年劣化や強風、地震、施工不良などがあり、放置すると雨漏りや人的・物的被害につながるリスクがあります。
瓦が落ちた場合は、早急に専門業者に相談することが大切です。
私たち、街の屋根やさんでは無料にて瓦屋根などお住まいの点検とお見積りを承っております。
瓦の落下にお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください!
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