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コロニアルクァッドの施工方法を徹底解説!リフォーム手順や必要な下地材とは?
「コロニアルクァッド」は、現在のコロニアル屋根の中でも特に人気の高い商品です。
耐久性とコストのバランスに優れ、リフォームにも採用されることがあります。
今回はコロニアルクァッドを採用したリフォーム時の現場写真と共に、コロニアル屋根の施工方法をご紹介します。
コロニアル屋根は
日本の住宅の屋根で最も普及している屋根の種類です。
価格と耐久性のバランスが良いとされ、瓦屋根よりも軽量であったことも相まって、長らく日本の戸建て住宅のメジャーな選択肢となっていました。
ただ、現在はより軽量で頑丈な金属屋根材が主流となり、コロニアル屋根は新築やリフォームで少しづつシェア率を落としています。 それでも、金属屋根に比べて安価であることが大きなメリットであり、
定期的な塗装メンテナンスを行うことで
約25年~30年の耐用年数も見込めます(^▽^)/
今回は大手メーカーのケイミューが販売する現在の主流なスレート屋根材商品、「コロニアルクァッド」でのリフォームをモデルに、コロニアル屋根の施工方法をご紹介していきます。
コロニアルクァッドの施工は以下の手順で行われます。
葺き替えの場合は既存の屋根を撤去してから、
野地板・防水シートといった屋根にとって重要な下地材を新設します。
屋根カバー工法では既存の屋根の上に新しくコロニアルを被せていくため、防水シートのみを新設します。
特に防水シートは屋根の雨漏りを防ぐ非常に重要な部分ですので、葺き替え・カバー工法の両方のリフォームで必ず新しくする下地材です(^▽^)/
また、コ
ロニアルクァッドを葺いていく前に、ケラバなどの端部を中心に水切り用の板金を設置します。 水切り板金は雨漏りを防ぎ、雨樋へ適切に排水を誘導する役割も果たしてくれます。
まずは屋根全面に、これから取り付けるコロニアルクァッドをある程度まとめて仮置きしておきます。
こうすることで後の作業がしやすくなります。
続いて、ルーフィングの上にコロニアルクァッドを1枚ずつ重ねながら設置します。
現場写真から見てわかるように、
コロニアル1枚の半分程度は上下が重なって隠すようになるため、多少のひび割れ程度では雨水があまり浸入しないようになっています。
釘で複数箇所を留め、軒先から重ねるように上へと葺いていきます。
下から上へと重ねて設置するのは防水シートも同じです。
雨水の流れは上から下のため、防水シートやコロニアル同士の重ね部分から雨水が入り込まないように葺いているのです。
屋根の頂部にあたる「棟(むね)」にはコロニアルを設置することができませんので、
棟板金を取り付けて仕上げます。
棟板金は屋根面の接合部分を覆い、雨水の浸入を防ぐ役割を持っています。
新築時には木製の下地材(貫板)が使用されていることが多く、雨水や湿気で腐食すると棟板金を留めておくビスや釘が効きにくくなってしまいます。
そのため、
街の屋根やさんではリフォーム時には基本的に耐水性が高い樹脂製の貫板で棟板金を仕上げることをオススメしております。
コロニアルクァッドはコストパフォーマンスの高い屋根リフォームに適しています。
施工方法は、野地板の補修からルーフィング敷設、コロニアルクァッドの取り付け、棟板金の固定といった流れで進められます。 私たち街の屋根やさんは、コロニアルクァッドを含めたスレート屋根全般のリフォーム・メンテナンスの実績が豊富です(^▽^)/
屋根に必要なのはメンテナンスか、それともリフォームかという段階からしっかりと点検をさせていただきますので、ぜひ無料診断とお見積もり作成をご活用ください!
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