　屋根塗装は見た目を綺麗にしたりイメージチェンジをするだけではなく、屋根材を塗膜で保護して耐久性を維持するといったメンテナンスとしての役割も持ち合わせています。

　特にスレート（コロニアル）屋根の場合は、塗膜によって防水性や耐候性を保つことが屋根材を長持ちさせることに繋がってきますので、劣化状況や築年数によって定期的に塗装を行うことが推奨されます(^▽^)/

　金属屋根においても錆を対策するために塗装が有効となることが多いため、屋根塗装の費用相場について気になっている方は多いはず。

　今回は相場に加え、費用の中でも意外と大きな割合となる足場代についてもご紹介していきたいと思います！

屋根塗装の費用相場はどれくらい？

　屋根塗装の費用相場は約49万～88万円程度となります。

　ただし、この金額は一般的な切妻屋根を想定した場合の目安であり、実際の費用は屋根の形状や素材、補修の必要性などによって相場より高くも低くもなります。

　そのため、見積もりを依頼する際にはしっかりと現地調査を行ってもらい、必要な作業内容や塗装面積などを確認することが重要です(*^^)v

足場費用の割合が大きい

　初めて屋根工事の見積もりを取ってみる場合、意外と驚かされやすいポイントが「足場代」の大きさです。

　足場代の費用相場は、2階建て25坪ほどの住宅で約15万～25万円となります。

　足場仮設費の単価は「700円～800円/㎡」であり、メッシュシートの「150円/㎡」と合わせていくと、かなり費用としては大きなものとなるのです。

　足場を組むことで作業員が安全に作業を行うことができ、屋根の軒先部分などでも丁寧な塗装作業が可能となるため、屋根塗装工事においては安全面からも仕上がりの観点からも必要不可欠なものです。

　足場代の費用が変動しやすいケースとしては、特に急勾配での屋根上での作業を可能にするための専用の足場を仮設する場合、複雑な形状の屋根の場合、3階建てなどの高さがある場合、そして足場の資材を運搬する車が近くに入り込めずに通常よりも足場の仮設が大変になる場合などが挙げられます。

外壁塗装とセットでの塗装がオススメ！

　屋根塗装を行う際には、外壁塗装と同時に行うことをオススメします。

　外壁塗装と屋根塗装を一緒に行うことで、それぞれの工事に必要となる足場の仮設費用を共有することができ、別々に行うよりもお得に済みます。

　また、外壁や屋根の塗装を同時に行うことでお互いの塗料の耐用年数を調節し、次回のメンテナンス時期を合わせやすくなるといったメリットもあります。