コロニアル屋根の塗装を検討しているなら要チェックな注意点を解説!
「新築の頃に比べると、コロニアル屋根が色褪せてきた気がする」
「汚れや苔が目立つようになったら塗装が必要とハウスメーカーの担当者に伝えられていた」
このようなコロニアルのメンテナンスについては、定期的な塗装が必要とされています(^▽^)/
ただし、「コロニアルだから塗装をする」といったわけにもいかず、状況によっては塗装の意味がない場合も存在しているため、事前の業者による判断が非常に重要となるメンテナンスでもあります。
そこで今回は、コロニアル屋根の塗装における注意点をメインにお伝えしていきたいと思います(*^^)v
コロニアル屋根には、なぜ
メンテナンスとして塗装が必要になるのでしょうか?
コロニアル屋根は特性上、外部からの影響を受けやすい屋根材です。
日光や雨風の影響を受けて経年劣化が進み、ひび割れや反りといった症状が始まるようになります。 そのため、塗装によって表面に塗膜を形成し、雨水を弾いたり日光の紫外線による影響を抑えることで、丈夫な状態を維持することが長持ちのためには重要となるのです。
「屋根塗装は見た目を綺麗にするためだけだと思っていた…!」と驚かれる方も、実際には多いのではないでしょうか。
定期的な塗装メンテナンスによって、コロニアルの防水性や耐候性を維持することが重要な目的となるのです(^▽^)/
では、冒頭でもお伝えしたコロニアル屋根の注意点として、以下の2つを解説して決まます!
「塗装の意味がないコロニアルに注意」
「タスペーサーをはじめとした縁切りに対応しているかどうか」
「塗装の意味がないコロニアル」には大きく分けて2つのケースが存在します。
一つは劣化が進みすぎたコロニアルです。
既にひび割れや反りの進行が進み切っている場合は、塗装の保護効果があまり効きません。
せっかく費用を掛けて塗装をしても、数年の内にコロニアルが寿命を迎えてしまうような状態では、リフォームも検討してみることがオススメです。
二つ目は
「初期のノンアスベストのコロニアル」です。
「パミール」や
「コロニアルNEO」をはじめとした特定の時期に製造・販売されていたコロニアルは耐久力が低く、10年前後で傷みの症状が出てくることがほとんどです。
コロニアル材自体の耐久性に問題があるため、塗装によって紫外線や雨水の影響を低減させたとしても脆さは変わらないため、塗装によるメンテナンスとしての意味がないコロニアルとなっているのです。
知識のない業者ですと、コロニアルだからという理由で塗装を推奨することもあるようですので、事前に新築時の設計書などで屋根材の品名を確認したり、複数の業者に意見を仰いでみることが重要となります。
コロニアル屋根を塗装する際は「縁切り」の作業が欠かせません。
縁切りとは、塗装によって形成する塗膜で屋根材同士の隙間が埋まってしまうのを防ぎ、適切な通気性や排水性を確保する作業の事を指します。
縁切りを怠ると雨水が屋根材の下に滞留しやすくなったり、僅かな隙間から毛細管現象によって屋根内部に水が引き込まれるなどの事態が発生し、雨漏りのリスクが高まる可能性があります。
このトラブルを防ぐため、私たち街の屋根やさんでは
「タスペーサー」と呼ばれる専用の部材を使用し、適切な隙間を確保しています。
※現場によってはヘラなどで塗膜を切る方法での縁切りを行うこともあります。
業者に依頼する際には、塗装工程に縁切り作業が含まれているかを必ず確認しましょう。
塗装工事の参考費用は「
税込484,000円~880,000円」となります。
過去の
施工事例などでは塗装時の工程やタスペーサーを使用している様子を掲載しているページもありますので、ぜひ参考までにご確認ください(^▽^)/
8:30~20時まで受付中!
0120-990-366