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北米生まれの屋根材「アスファルトシングル」の魅力とは?軽量で高性能な屋根材について解説!
住宅の屋根材といえば、日本では瓦やスレートが一般的ですが、近年注目を集めている屋根材があります。
それが北米生まれの「アスファルトシングル」です。
日本ではまだ馴染みが薄いものの、北米では住宅用屋根材として広く普及しており、さまざまな魅力を備えています。
今回は、そんなアスファルトシングルの魅力や特徴について、詳しくご紹介します。
アスファルトシングルは、その名の通りアスファルトを主成分とする屋根材です。
ガラス繊維でできた基材にアスファルトを染み込ませ、表面には石粒が吹き付けられています。
北米では
100年以上の歴史があり、耐久性とコストパフォーマンスの高さから、多くの住宅で採用されています。
アスファルトシングルの大きな魅力は、その「軽さ」です。
金属屋根には劣りますが、日本の伝統的な瓦屋根に比べて重さは約1/4程度しかありません。
屋根が軽くなることで、建物全体への負担が軽減され、耐震性の向上にもつながります。 地震が多い日本において、この軽量性は大きなメリットといえるでしょう。
アスファルトシングルは、北米の厳しい気候条件でも耐え抜く
高い防水性と耐候性を備えています。
雨や雪はもちろん、強風にも強く、長期間にわたって屋根を守り続けます。
屋根材そのものが柔らかく、下地にぴったり密着するため、隙間から雨水が侵入しにくい構造になっているのも特徴です。
アスファルトシングルはカラーバリエーションやデザインが豊富で、住宅のスタイルに合わせた屋根を演出できる点も魅力です。
シンプルなものから立体感のあるものまで幅広く、洋風・和風どちらの住宅にも調和します。
天然石のような質感を持つ製品もあり、外観デザインにこだわりたい方にもおすすめです。
アスファルトシングルは軽量なだけでなく、シート状で扱いやすいため施工がスムーズです。
複雑な屋根形状にも対応しやすく、職人の負担を軽減できます。
また、材料費や施工費が比較的安価なため、コストパフォーマンスに優れている点も大きなポイントです。
リフォーム時のカバー工法にも対応可能で、既存屋根の上から施工できるため、解体費用を抑えることもできます。
アスファルトシングルは、小さな板状の屋根材を重ねて施工するため、部分的な剥がれや破損が生じる可能性があります。
しかし、その軽量性と柔軟性から、破損した部分の補修や交換が比較的容易に行えます。
また、表面に施された石粒コーティングが紫外線からアスファルト層を保護し、耐久性を高めています。
一方で、
カビやコケが発生しやすいというデメリットがあるため、
定期的な点検と清掃が必要です。
北米生まれの屋根材「アスファルトシングル」は、軽量性・防水性・デザイン性・施工性・メンテナンス性といった多くの魅力を備えた屋根材です。
日本ではまだ知名度は低いものの、住宅の耐震性向上や個性的なデザインを求める方にとって、今後さらに選択肢として注目される可能性があります。
屋根のリフォームや新築を検討している方は、ぜひアスファルトシングルという選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。
8:30~20時まで受付中!
0120-990-366