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改質ゴムアスファルトルーフィングとは?高耐久な防水シートの特徴とメリットを解説!
屋根の防水機能は、建物を長く安全に維持するために欠かせません。
屋根材の下には「ルーフィング」と呼ばれる防水シートが敷かれており、これが雨水の侵入を防ぐ重要な役割を果たしています。
特に、最近では「改質ゴムアスファルトルーフィング」が注目されています。従来のルーフィングよりも耐久性や防水性に優れ、屋根の寿命を延ばすことができるため、多くの住宅で採用されるようになりました。
この記事では、改質ゴムアスファルトルーフィングの特徴やメリット、適切な交換タイミングについて詳しく解説していきます。
改質ゴムアスファルトルーフィングは、従来のアスファルトルーフィングに「ゴムや樹脂」を配合することで、より高い耐久性と防水性を持たせた防水シートです。
通常のアスファルトルーフィングはアスファルトを含浸させた紙やフェルトを基材としていますが、改質ゴムアスファルトルーフィングはゴムの弾力性を活かし、ひび割れや劣化に強い特性を持っています。
この防水シートは、屋根材の下に敷くことで雨水の侵入を防ぎ、万が一屋根材に隙間が生じても内部への水の浸入を最小限に抑えます。
通常のアスファルトルーフィングとの主な違いとメリット
従来のアスファルトルーフィングと改質ゴムアスファルトルーフィングでは、以下の点が大きく異なります。
まず、耐久性の違いが挙げられます。
通常のアスファルトルーフィングは経年劣化が進むとひび割れや硬化が発生しやすくなりますが、改質ゴムアスファルトルーフィングはゴムの柔軟性を持つため、ひび割れが起こりにくく長持ちします。
次に、防水性能の向上です。
ゴムや樹脂を含むことで水の浸透を防ぐ能力が高まり、長期間にわたって屋根を保護することができます。
特に日本のように雨が多い地域では、その効果の重要性が高いです。
また、施工性の面でも違いがあります。
改質ゴムアスファルトルーフィングは柔軟性があるため、屋根の形状に合わせやすく、施工時の破損リスクが少ないという利点があります。
防水紙の交換方法には、主に「屋根葺き替え工事」と「屋根カバー工事」の2つの方法があります。
屋根葺き替え工事は、既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材と防水紙を施工する方法です。
これにより、屋根全体を新しくできるため、屋根の耐久性を回復させる最も確実な方法といえます。
しかし、コストや工期がかかるため、事前の検討が必要です。
一方、屋根カバー工事は、既存の屋根の上に新しい屋根材と防水紙を重ねる方法です。
既存の屋根を撤去しないため、工事のコストや時間を抑えることができます。
ただし、すでに雨漏りが発生している場合や、下地が劣化している場合には適用できないことがあります。
どちらの方法を選ぶかは、屋根の状態や予算に応じて判断することが重要です。
防水紙の交換時期は、屋根の状態や築年数によって異なりますが、一般的には築15〜20年が目安とされています。
屋根材の劣化が進んでいたり、雨漏りが発生していたりする場合には、早めの交換が必要です。
また、防水紙の劣化は外見だけでは分かりにくいため、定期的な点検が重要です。
特に、屋根材の損傷が著しかったり、屋根裏にシミができていたりする場合は、劣化が進行している可能性があります。
専門業者に点検を依頼し、適切なタイミングで交換を行うことで、雨漏りのリスクを抑え、家の寿命を延ばすことができます。
改質ゴムアスファルトルーフィングは、従来のアスファルトルーフィングと比べて耐久性・防水性に優れ、長寿命な防水シートとして注目されています。
屋根の防水性能を高めることで、建物全体の寿命を延ばし、雨漏りのリスクを低減できます。
屋根の防水性を高めるため、定期的な専門業者による点検を実施し、適切なメンテナンスを実施するようにしましょう。
私たち、街の屋根やさんでは無料にて屋根の点検やお見積りを承っております。
築年数が15年以上経過している、屋根が劣化しているように見えるという方は、ぜひお気軽にご相談ください!
8:30~20時まで受付中!
0120-990-366