スレート・ガルバリウム・瓦屋根の厚みはどれくらい?
屋根材を選ぶ際に、厚みは重要な要素のひとつです。
厚みがあるほど遮音性や断熱性が増す傾向がありますが、その分重量が増し耐震性にも影響を与えます。
本記事では、代表的な屋根材であるスレート屋根、ガルバリウム鋼板、瓦屋根の厚みについて解説していきます!
スレート屋根には、大きく分けて天然スレートと化粧スレート(人工スレート)の2種類があります。
住宅用として一般的なのは化粧スレートで、厚みは約5mm前後です。
軽量でコストも抑えられるため、多くの住宅で採用されています。ただし、耐久性の面では瓦に劣り、塗装メンテナンスが欠かせません。
一方で、工場や倉庫で使用される
波板スレートは、セメントと繊維を混ぜて作られた波状の屋根材です。
厚みは6mmほどで、強度があり遮音性に優れています。
ガルバリウム鋼板は、金属屋根の一種で、薄くて軽量ながらも高い耐久性を持っています。
一般的な厚みは0.35~0.5mmほどで、スレートや瓦と比べると非常に薄いのが特徴です。
薄いため軽量で地震時の負担が少なく、めっき加工により金属材でありながら錆びにくいというメリットがあります。
しかし、
防音性や断熱性の面では他の屋根材に劣るため、追加の断熱材を施工することが推奨されます。
瓦屋根は、日本の伝統的な屋根材であり、耐久性に優れています。一般的な粘土瓦(和瓦・洋瓦)は、
厚みが20mmほどで、しっかりとした重みがあります。
瓦屋根は断熱性や遮音性が高く、メンテナンスを適切に行えば
50年以上の耐用年数が期待できます。
また、セメント瓦は粘土瓦に似た外観を持ち、セメントを主原料とした
厚み10cm以上の屋根材です。
セメント瓦は、粘土瓦よりも比較的安価ですが、塗装メンテナンスが必要になるため、
耐久性を維持するには定期的な塗装が推奨されます。
屋根材の厚みは、種類によって大きく異なります。
ガルバリウム鋼板は非常に薄く、次いで薄いスレート屋根も軽量性に優れています。
一方でガルバリウム鋼板は断熱性能と遮音性能が低いという特徴がありますが、1cm以上の厚みを持つ瓦屋根は断熱性能と遮音性能に優れます。
屋根材選びでは、厚みだけでなく耐久性やメンテナンスのしやすさも考慮し、自宅に合った屋根材を選ぶことが重要です。
私たち、街の屋根やさんでは20,000棟の施工実績を活かし、お客様のご要望に沿った屋根材のご提案をさせていただいております。
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