アスファルトシングルはどんなリフォームにオススメ?施工費用や特徴について
だんだんと見かける機会が増えてきた「アスファルトシングル」ですが、日本で屋根への使用が始まったのは2007年のことですので、特徴や耐用年数などはあまり知られていません。
そんなアスファルトシングルでのリフォームを検討する場合に知ってきたいポイントなどを簡単にまとめていますので、「シングル材を勧められたけどどんな屋根材?」などお考えでしたらぜひチェックしてみてください(^▽^)/

アスファルトシングルの特徴
アスファルトシングルは軽量で柔軟性があり、施工しやすい屋根材として知られています。
日本での歴史こそ浅いもののアメリカなどでは広く普及しており、住宅の約8割はアスファルトシングルを使用しているとされているほどメジャーな存在のようですΣ(・ω・ノ)ノ!
ガラス繊維シートにアスファルトを浸透させ、その表面に石粒をコーティングしていることが特徴です。
アスファルトの効果によって見た目以上に防水性が高く、加えてシート状の屋根材ということで切ったり曲げたりすることがかなり容易であることも大きな特徴と言えるでしょう(^▽^)/

リフォームにおいては軽さに注目が集まることが多く、アスファルトシングルは屋根材の中ですと金属屋根に次ぐ軽量性となっています。
アスファルトシングルでのリフォームがオススメのケース
屋根の軽量化による耐震性の向上
屋根を軽くすることは地震時の揺れを抑え、建物の負荷を軽減することに繋がります。
そのため、重い屋根材から軽量な屋根材を使用した葺き替えリフォームでは、軽量とされるアスファルトシングルが選択肢に入りやすくなります(^▽^)/
特に瓦屋根からの葺き替えでは、屋根の重量を大幅に軽減できるため、アスファルトシングルに変えることで建物全体の耐震性を向上させることができます。

現在ではより軽量で丈夫な金属屋根材が主流
アスファルトシングルは軽量で施工しやすい屋根材なのですが、近年ではガルバリウム鋼板などの金属屋根材がより広く普及しています。
金属屋根はアスファルトシングルよりも軽量でありながら耐久性が高く、メンテナンスの手間が少ないため、近年では多くの住宅や施設で採用されるようになりました。
耐用年数はアスファルトシングルが「20年~30年」、ガルバリウム鋼板を始めとした金属屋根材が「30年~40年」です。
複雑な形状の屋根の場合

アスファルトシングルは柔軟性が非常に高いため、曲面の屋根や複雑な形状の屋根にも適用しやすいのが利点です。
施工の自由度が高く、デザイン性にも優れているため、個性的な外観を求める方のリフォームでもおすすめとなっています(^▽^)/
アスファルトシングルの施工費用
金属屋根材の方が耐久性などに優れていますが、施工コストはアスファルトシングルの方が低いです。
アスファルトシングルの施工費用は、1㎡あたり5,000~10,000円程度が相場とされています。
私たち街の屋根やさんでは、まだ日本での施工件数が少ないアスファルトシングルを使用したリフォームの実績も豊富にありますのでご安心ください。
