近年、住宅の屋根材にはさまざまな種類がありますが、その中でも注目されているのが「ハイブリッド瓦」と呼ばれるROOGA（ルーガ）です。

　ROOGAは、従来の瓦と軽量な屋根材のメリットを併せ持つ次世代型の屋根材で、耐久性・軽量性・デザイン性のバランスが取れた優れた製品です！

　ここでは、ROOGAの特徴やメリット、施工のポイントについて詳しく解説します！

ROOGA（ルーガ）とは？気になる耐久年数はどれくらい？

　ROOGA（ルーガ）は、ケイミュー株式会社が開発したハイブリッド瓦で、独自の製造技術によって軽量かつ高い耐久性を実現しています。
　一般的な日本瓦は粘土を焼成して作られますが、ROOGAは樹脂繊維補強軽量セメント（FRC）を主成分としており、従来の瓦よりも圧倒的に軽量でありながら、強度や耐候性にも優れています。

　耐久年数は30年以上と、他の屋根材にも劣らない性能を持っています！

　また、ROOGAには主にROOGA雅（みやび）とROOGA鉄平（てっぺい）の2種類があり、それぞれ異なるデザインの特長を持っています。

ROOGA雅

　和風住宅に適した伝統的な瓦の意匠を持ちつつ、軽量で強靭な屋根材。

ROOGA鉄平

　自然石のような風合いを持ち、和洋どちらの住宅にも調和するデザイン。

ROOGAの主な特徴とメリット

① 軽量性

　従来の湿式工法で施工された瓦屋根は30坪あたり約5000kg以上の重さがあるのに対し、独自の乾式工法を採用したROOGAは30坪で約2000kgと、約3000㎏の軽量化が図られています。

　屋根が軽量になることで、建物全体の重量を抑え、地震時の揺れを軽減できるため、耐震リフォームにも適した屋根材といえます。

② 高い耐久性と耐候性

　ROOGAは独自の「プレス成型」と「樹脂繊維補強技術」を用いることで、強度が高く割れにくいのが特徴です。

　従来の陶器瓦は衝撃に弱く、飛来物や落下物で割れてしまうことがありますが、ROOGAは高い耐衝撃性を持ち、耐風性能や耐雹（ひょう）性能にも優れています。

　また、特殊な表面処理が施されているため、色あせや劣化が少なく、美観を長期間維持することができます。

③ 防災性能

　ROOGAは、強風や台風時でもズレにくい「固定方式」を採用しており、耐風性能が高いのが特徴です。また、屋根材自体の飛散を防ぐ設計になっているため、強風による瓦の落下リスクが軽減されます。

　さらに、万が一の火災時にも有利な「難燃性」を備えており、火が燃え広がりにくい構造になっています。これにより、延焼リスクを低減し、防火地域などでも使用できる安心感があります。

④ 断熱性と遮音性

　ROOGAは、セメントを主成分とする構造のため、一般的な金属屋根に比べて断熱性が高いのが特徴です。屋根が直射日光を受けても、室内に伝わる熱を抑え、夏場の室温上昇を軽減します。

② メンテナンスのしやすさ

　ROOGAは耐候性が高く、塗装の必要がほとんどありません。また、汚れが付きにくい表面処理が施されているため、雨水とともに汚れが流れ落ちやすく、長期間にわたって美観を維持できます。

　定期的な点検を行うことで、より長く安心して使用できる屋根材といえるでしょう。

まとめ

　ROOGA（ルーガ）は、軽量・高耐久・防災性能・デザイン性のすべてを兼ね備えた、次世代のハイブリッド瓦です。

　特に、耐震性を向上させたい方や、瓦の美しさを維持しつつ軽量な屋根材を希望する方にとって、非常に魅力的な選択肢となります。

　また、施工のしやすさやメンテナンスの少なさも大きなメリットであり、新築だけでなくリフォームにも適した屋根材といえるでしょう。
　耐震・耐風・耐久性を重視する方は、ぜひROOGAを検討してみてはいかがでしょうか？(^^)/

　街の屋根やさんでは、ROOGAの施工も対応可能です！
　従来の屋根材からROOGAへのリフォームをお考えの方は、ぜひ街の屋根やさんまでお問い合わせください！