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台風で屋根が飛んだらどうすればいい?被害を防ぐための応急処置と対策方法
台風がもたらす被害は予測不可能で、特に強風による屋根の破損や飛散は多くの住宅で問題となります。
屋根が飛ばされると雨漏りや二次被害のリスクが高まり、早急な対応が必要です。
しかし、焦って誤った処置をすると被害が悪化することも。
この記事では、屋根が飛ばされた際の原因や応急処置の方法、台風被害を防ぐための対策をわかりやすく解説します!
台風で屋根が飛ばされる原因は、主に強風による圧力と屋根の劣化です。
台風の強風が屋根に吹き付けると、屋根材が浮き上がる力が発生します。特に、屋根の頂上である「棟」は固定が不十分だったり劣化していたりすると風の影響を受けやすく、風により引き剥がされる可能性があります。
また、経年劣化で棟板金の釘やビス、棟瓦の漆喰の固定力が弱まっていると、強風に耐えきれなくなることも原因の一つです。
定期的な点検や補修を行い、屋根材の固定状態を確認することが重要です。
被害を最小限に抑えるためには、迅速な応急処置が必要です。ただし、危険な作業を避け、安全を確保した上で対応しましょう。
バケツやタオル
屋根が飛ばされて雨漏りが発生した場合、まずは室内に流れ込む水を受け止める準備をしましょう。
バケツや洗面器を使って雨水をキャッチしますし、水が広がらないようにタオルや雑巾を周囲に敷き詰め、床の保護を行いましょう。
ブルーシート
屋根が一部飛ばされている場合は、ブルーシートを活用して雨水の侵入を防ぎます。
屋根の損傷箇所を覆い、雨が直接入り込むのを防ぎます。
作業は危険を伴うため、無理をせず専門業者に依頼するのが安心です。
被害発生時に慌てて行動すると、二次被害につながる危険があります。以下の行為は絶対に避けましょう。
屋根の上に上る
台風後の屋根は滑りやすく、非常に危険です。転落事故やさらなる屋根の破損を引き起こすリスクが高いため、自分で屋根の確認や修理を行わないようにしましょう。
雨漏りの出口を塞ぐ
雨漏りしている箇所を塞いでしまうと、天井内部で水が溜まってかえって大きな被害を引き起こすことがあります。水の流れを確認し、無理に塞がないようにしましょう。
原因特定をせずに補修する
破損箇所や原因を正確に特定せずに補修を行うと、問題が再発する可能性があります。応急処置を行った後は、専門業者に調査と補修を依頼することが大切です。
台風による屋根被害を防ぐためには、日頃からの定期点検とメンテナンスが何よりも重要です。
屋根は普段目が届きにくいため、劣化や破損が進行していても気づかないことが多く、それが台風の強風で一気に被害へとつながるケースが少なくありません。
定期的な点検を行うことで、小さな異常を早期に発見し、補修することが可能です。
特に、屋根材のズレや割れ、棟板金の浮き、釘の緩みといった劣化症状は強風に弱いため、見つけた際は早めの修理が必要です。また、雨樋の詰まりや破損も放置すると雨水が適切に流れず、屋根や外壁に負担をかけてしまいます。
お住まい全体を通して、異常がないか定期的に確認するようにしましょう。
台風被害が発生した場合、早急に専門業者へ相談することが重要です。
被害が小さく見えても、内部で深刻な損傷が進んでいる可能性があります。
専門業者による正確な調査を受けることで、二次被害を未然に防ぎ、最適な補修方法を提案してもらえます。
また、火災保険が適用される場合もあるため、被害状況を記録し、業者や保険会社と連携することが被害復旧の第一歩となります。
台風で屋根が飛ばされる被害は、迅速な応急処置と正しい対策で被害を最小限に抑えることができます。
焦らずに安全を確保し、必要な応急処置を行った後は専門業者に相談しましょう。
日頃からのメンテナンスや事前対策も忘れずに行い、台風に備えることが大切です。
私たち、街の屋根やさんでは台風被害後の応急処置や修理、台風を防ぐためのメンテナンスなど屋根に関わる様々な対応が可能です。
調査、お見積りは無料で承っておりますので、台風による被害のことでお悩みの際はぜひお気軽にご相談ください!
8:30~20時まで受付中!
0120-990-366